
“I could use a hand” ってどういう意味??
英語でよく耳にする “I could use a hand.”
直訳すると「私は手を使える」になりそうですが、その場合は “I can use my hand” が正しい表現。
では、”I could use a hand” はどんな意味でしょうか?
今回は、 “I could use a hand” の使い方、ネイティブが使うニュアンスについて解説していきます。
I could use a hand の意味は?
“I could use a hand” は、
- 助けが必要だ
- 手を貸してほしい
こんな意味があります。
“I could use a hand” の発音
“I could use a hand” は「助けが必要だ」や「手を貸してほしい」という意味。
「〜をやってくれると助かる」といったニュアンスで、友達・同僚へ何かの作業や仕事を手伝ってほしいときに使うカジュアルな表現です。
“Can you ~?” や Could you ~?” のような直接的ではなく、間接的に相手に何かをお願いするイメージです。
今回のフレーズのポイントは以下の2つ。
- I could use ~
- a hand
まず、押さえておきたいのが “could + use” の表現。
- 〜があったらいいな
- 〜がほしい
- 〜が必要
“could use ~” は「〜があったらいいな」「〜がほしい」「〜が必要」といった意味があります。
“could use” を直訳すると「〜を使うことができた」や「〜を使えた」ですよね。
ただ、この “could” は “can” の過去形としてではなく、仮定法の “could” として使われてます。
さらに、 “use” には「手に入れて活用したい」という意味から「ほしい・必要だ・あったら助かる」といったニュアンスがあります。
つまり、このフレーズは特定のものや支援・状況に対して、欲求や必要性をやんわりと伝えるときに使える表現なんです。
I could use a vacation.
休暇がほしい。
I could use a beer.
ビールがあったらありがたい。



“could” の方が遠回しな表現になので “I want ~” より丁寧ですね。
また、英語で “a hand” は「助け」や「支援」といった意味なのも、覚えておきたいポイントです。
“a hand” を使った定番フレーズ、聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
Could you give me a hand?
手を貸していただけますか?(=助けてくれませんか?)



日本語でも「手伝ってほしいとき」「助けが必要なとき」に「手が必要」と言ったりしますよね!あれと同じです。
I could use a hand の使い方
では、 “I could use a hand” の使い方を例文で見ていきましょう。
She could use a hand in the kitchen.
彼女はキッチンで手伝いが必要みたいだ。
We could really use a hand setting up for the event.
イベントの準備を手伝ってもらえると本当に助かります。
I could use a hand with these boxes.
この箱を運ぶのを手伝ってくれると助かるな。
A: I’m struggling with all these groceries.
A: この買い物袋、持つのが大変だ。
B: You look like you could use a hand! Let me help you.
B: 助けが必要そうだね。手伝うよ!
A: The kids are making a mess in the living room.
A: 子供たちがリビングをめちゃくちゃにしてる。
B: You could use a hand cleaning that up, huh? I’ll take care of it.
B: それ、片付けるの手伝ったほうがいいね。僕がやるよ。
A: Do you need any help with the presentation?
A: プレゼンの準備、手伝う必要ある?
B: Yeah, I could really use a hand organizing the slides.
B: うん、スライドの整理を手伝ってくれると本当に助かるよ。
A: I’ve got so many things to do before the party.
A:パーティーの前にやることがたくさんあるんだ。
B: Looks like you could use a hand. I can help with the decorations.
B:手伝ったほうがよさそうだね。飾り付けを手伝うよ。
「手・指」を使った表現は他にもあります↓
I could use a hand の英語表現 まとめ
- 助けが必要だ
- 手を貸してほしい
“could use something” は「〜が必要」や「〜が欲しい」「〜があったらありがたい」といった意味の慣用表現。
何かの作業や仕事を相手に手伝ってほしいときに 「〜をやってくれると助かる」といったニュアンスで使う。
“Can you ~?” や Could you ~?” のような直接的ではなく、間接的に相手に何かをお願いするイメージ。