“easier said than done” ってどんなときに使える表現なの?
「私は大金持ちになりたいと思っている」
「タバコはやめた方がいいと思うよ」
「あなたなら絶対にフルマラソン完走できるよ」
このように、自分や相手からの希望、提案、アイデアに対して “That’s easier said than done.” は使われます。
“easier said than done” は日常会話でよく使われる表現なので、知っておくと役立つ英語フレーズです。
easier said than done の意味は?
“easier said than done” は、
- 口で言うほど簡単じゃない
- 言うは易(やす)し行うは難(かた)し
こんな意味があります。
“easier said than done” は「口で言うだけなら簡単で誰にでもできるけど、それを実行するのは難しい」という意味合いが含まれています。
この表現は “It’s easy to say, but it’s difficult to do.” と同じ意味ですが、ネイティブはできるだけ短い文章で伝えようとするため、 “It’s easier said than done.” と言う方がより自然な言い方です。
“easier said than done” の発音
たとえば、「タバコをやめなきゃいけないのはわかっているけど、なかなかやめられない」のように、すぐに行動に移すのが難しい場合、「いや、言うのは簡単だけどさぁ〜」といった感じで言い訳っぽく使われることもあります。
また、行動すらせずに口先だけの人、あまり物事を考えずに口走る人に対しても “easier said than done” は使われます。
行動したことない人がエラそうなこと言うな!って感じですね。笑
ちなみに、「口先だけ」という意味の英語表現は以下の記事で紹介しています。
easier said than done の使い方
“easier said than done” は、
That’s easier said than done
または
It’s easier said than done
このように、文頭に “That’s” や “It’s” がきますが、基本的にどちらを使ってもOK。
では、 “easier said than done” の使い方を例文で見ていきましょう。
Living in another country is easier than said than done.
他の国に住むって口で言うのは簡単だけど、実際に住むのは難しい。
A: I think it is not so difficult to be a lawyer.
A: 弁護士になるのはそれほど難しいことではないと思うな。
B: Well, it’s easier said than done. If you say like that, then why don’t you become a lawyer?
B: まあ、言うは易し行うは難しだな。そんなことを言うなら、弁護士になってみれば?
A: Oh my gosh, I hate my job. It stresses me out.
A: ああ、仕事が大嫌いだ。めっちゃストレス溜まるわ。
B: Why don’t you just quit your job?
B: 仕事辞めればいいじゃん?
A: That’s easier said than done.
A: そんな口で言うほど簡単じゃないよ。
easier said than done の英語表現 まとめ
- easier said than done
- 口で言うほど簡単じゃない
- 言うは易し行うは難し
「口で言うだけなら簡単で誰にでもできるけど、それを実行するのは難しい」という意味合い。
That’s easier said than done
または
It’s easier said than done