「腹ペコ」や「超お腹すいた」って英語でなんて言うの?
「お腹が空いた」は “hungry” という単語を使って “I’m hungry “と言ったりします。
では、お腹の空き具合が強く、とてもお腹が空いている状態を表す「腹ペコ」や「空腹」は英語でなんて言うか知っていますか?
“I’m so hungry” という言い方も1つですが、ネイティブは他の英語表現もよく使います。
ということで、今回は 「腹ペコ・空腹」 の英語表現と使い方をお届けします。
I’m starving
よく使われる「腹ペコ・空腹」 を表す英語表現は、
I’m starving
“hungry” は形容詞ですが、 “starve” は動詞で、この表現では『動詞 + ing』の形で使われています。
“starve” には以下のような意味があります。
starve:飢える、餓死する
なので、 “I’m starving” は直訳すると「私は飢えている」といった意味になりますが、実際に飢えているというよりは「飢えるぐらいお腹が空いている」という比喩表現です。
ちなみに、 “starve to death” という言い方があります。
これは “death” を付けて強調はしていますが、基本的には「飢え死にする」「餓死する」といった意味で “starve” 単体と同じように使います。
I didn’t have breakfast this morning, so I’m starving now.
今朝、朝食を食べなかったから、今お腹がペコペコだ。
A: Let’s get something to eat! Are you hungry?
A: なんか食べに行こう!お腹空いてる?
B: No, I’m not. I’m starving.
B: 空いてるどころじゃなく、ペコペコだよ。
※ここでは「hungryですか?」と聞かれているが、お腹の空き具合が「hungry」のレベルよりも上の「starving」の状態なので “hungry?” の質問に “No” とあえて否定した答え方をして、 “I’m starving” の文をより際立たせています。
Oh god, I’ve been trying not to eat a lot of food because I’m on the diet. I’m starving to death.
ああ、ダイエットしてるからたくさんの食事を摂らないようにしてるんだけど、お腹が空いて死にそうだよ。
I could eat a horse
「腹ペコ・空腹」 を表すおもしろい表現が、
I could eat a horse
直訳すると「私は馬を食べた」または「私は馬を食べることができるだろう」となりますが、馬一頭を実際に食べるわけではありません。
この英語フレーズは、お腹の空き具合を大げさに表していて「馬一頭ぐらい食べられるほど、お腹が空いている」といった意味合いになります。
ここで出てくる “could” は仮定法として使われているので、「〜できるだろう」と可能性の話になります。
I’m hungry. I could eat a horse.
お腹がとても空いている。
A: Omg, it’s already 9 pm. We should get something to eat.
A: ああ、もう夜9時か。何か食べないとな。
B: Good idea! I could eat a horse.
B: いいね!もうお腹ペコペコだよ。
I’m dying of hunger
さらに「腹ペコ・空腹」 を表す表現で使われるのが、
I’m dying of hunger
“I’m dying ~” の意味は、
- 私は〜で死にそうだ
- 私は〜したくてたまらない
なので、 “I’m dying of hunger” で「お腹が空いて死にそうだ = お腹が空きすぎている」といった意味なります。
I’ve been fasting since last night. So, I’m dying of hunger.
昨夜からファスティング(絶食)をしているので、お腹がとても空いている。
A: Some people in Africa don’t get enough food because of many conflicts.
A: アフリカの人々は多くの紛争により十分な食料を得られていない。
B: Right. They’re dying of hunger all the time and it’s a serious problem.
B: そうです、彼らは常に空腹です。そして、それは深刻な問題だ。
こんな他の表現はいかがでしょうか?↓
「腹ペコ・空腹」の英語表現 まとめ
- I’m starving
「飢えるぐらいお腹が空いている」といったイメージ。
- I could eat a horse
「馬一頭ぐらい食べられるほど、お腹が空いている」といったイメージ。
- I’m dying of hunger
「お腹が空いて死にそうだ = お腹が空きすぎている」といったイメージ。