「噂をすれば」って英語で出てこない…!
友人や同僚と誰かの話をしているとき、その張本人が現れたことってありますよね?
そんなとき、日本語では「噂をすれば」と言いますが、英語でも同じような状況で使われる言い方があるんです。
とはいえ、日本語をそのまま英語にした表現ではないので、英語特有の言い回しを覚えておきましょう!
「噂をすれば」は英語で?
「噂をすれば」は英語で、
speak of the devil
このように表現します。
ちなみに「噂」は “rumor” ですが、英語表現には “rumor” はどこにも入りません。
日本語の「噂をすれば」は文頭に使いますが、 “speak of the devil” もその点においては同じです。
“speak of the devil”
“speak of the devil” は直訳すると「悪魔の話をすると」となります。
実は、この表現には続きがあります。
“speak of the devil and he will appear” が本来の表現で、「悪魔の話をすると、その悪魔が現れる」という意味があります。
なぜ、「悪魔」が使われているのかはわかりませんが、この表現から「誰かの話をしていると、その本人が合わられる」という意味で使われるようになったようです。
日本語も「噂をすれば影がさす」が本来の表現なので、前半部分が使われている点は英語と同じですね。
「噂をすれば」の英語表現の使い方
では、「噂をすれば」を意味する “speak of the devil” の使い方を例文で見ていきましょう。
Speak of the devil, there he is.
噂をすれば、彼が現れたね。
Mike did a great presentation today. Speak of the devil, hey Mike!
今日はマイクが素晴らしいプレゼンをしてくれました。噂をすれば、よっ、マイク!
A: I’ve heard that Jessica is cheating on her husband. I can’t believe it.
A: ジェシカが浮気をしていると聞いたのですが。信じられない。
B: Speaking the devil, there she is. She is with some other guy over there.
B: 噂をすれば、あそこに彼女が他の男と一緒にいるじゃないか。
A: What do you think about our new boss? He is freaking hard ass.
A: 私たちの上司のことどう思う?彼はかなり頑固者だよね。
B: I know, right? I don’t get along with him…
B: ほんとだよね?あの人とは気が合わないな…。
A: Speaking the devil, there he comes.
A: 噂をすれば(上司が)来たぞ。
「噂をすれば」の英語表現 まとめ
speak of the devil
ちなみに「噂」は “rumor” ですが、英語表現には “rumor” はどこにも入らなくなるんです。
「噂をすれば」は文頭に使いますが、 “speak of the devil” もその点においては同じです。