「胃がん」や「肺がん」は英語で？「体の部位＋がん」の名称など

2月4日は「World Cancer Day（ワールド・キャンサー・デイ）」。

日本語では「世界対がんデー」とも呼ばれていて、人々ががんのために世界中で一緒にできることを考え、行動を起こす日とされています。

「がん」といって、「胃がん」や「肺がん」、「脳腫瘍」のようにいろいろな部位にできてしまうため、呼び方も細かく分かれています。

英語で「〇〇がん」と言おうと思っても、体の部位や特有の名称が出てこない、ってこともきっとあるかと思います。

ということで今回は、「がん」や「体の部位＋がん」のいろいろな名称と使い方についてお届けしていきます。

「がん」は英語で？

「がん」は英語で、

このように表現します。

日本語では「がん」は漢字で「癌」と書きますが、調べてみると「がん」と「癌」の定義は違うんだとか。

ただ、今回は一般的に言われる「がん」についての話、英語表現について取り扱っていきます。

「がん」と「腫瘍」の違いって？

「がん」という言葉の他に、「腫瘍」ってありますよね？

これまた、2つには微妙な違いがあるのをご存知ですか？

という方も、きっと多いと思います。僕も実際に調べてみるまではその認識でした。

いろいろな定義などはあるみたいですが、ざっくり言うと、「腫瘍」は細胞のかたまりのこと。

「がん」は悪性腫瘍のことを指すそうです。

ちなみに、「がん」と「腫瘍」はそれぞれの英単語があります。

“cancer” の方がよく聞く機会があると思いますが、どちらも覚えておくといいでしょう。

「体の部位＋がん（腫瘍）」の英語表現

「がん」や「腫瘍」といって、体のいろいろな部位でなってしまいますよね。

そして、体の各部位によって名前が変わってきます。

基本的には『体の部位 ＋ がん（または腫瘍）』という形の英語名がほとんどですが、例外もあります。

今回は、比較的なる人が多いと言われている「がん」や「腫瘍」の名称を一覧で表にまとめました。

発音も載せておくので、ぜひ読み方も合わせて確認してみてください。

難しい医学名ではなく、一般的に会話の中で使われる名称を掲載しています。

がんの名称	がんの英語名	発音
脳腫瘍	brain tumor
喉頭がん	throat cancer
肺がん	lung cancer
乳がん	breast cancer
胃がん	stomach cancer
肝臓がん	liver cancer
すい臓がん	pancreatic cancer
腎臓がん	kidney cancer
大腸がん	colon cancer
子宮頸がん	cervical cancer
前立腺がん	prostate cancer
白血病	leukemia
悪性リンパ腫	malignant lymphoma

「体の部位＋がん」などの英語表現の使い方

では、「胃がん」や「肺がん」など『体の部位 ＋ がん（または腫瘍）』の英単語を使った文章を例文で見ていきましょう。

He died of stomach cancer.
彼は胃がんで亡くなった。

My uncle was diagnosed with colon cancer.
私の叔父が大腸がんと診断されました。

Tobacco smoking is one of the main causes of lung cancer.
タバコは肺がんの主な原因の一つです。

The other day, I went to the doctors and I was told they found a brain tumor.
先日、医者に行ったところ、脳腫瘍が見つかったと言われた。

A: She is battling leukemia now. I have no idea what she has been through.
A: 彼女は今、白血病と闘っています。彼女がどれほどつらい経験をしているか、私には想像がつかない。


B: Yeah, we never know it until we walk in her shoes.
B: うん、彼女の立場に立ってみないとわからないものです。

「体の部位＋がん」などの英語表現 まとめ