“jam-packed” って「ジャムのパックされたもの」ってこと?
“jam-packed” という言葉の並びから、食べ物の「ジャム」を連想してしまいそうになる英語表現。
ですが、「ジャムがパックされたもの」という意味ではありません。
“jam” も “packed” もそれぞれ単体でも使われたりしますが、その2つが合わさったことでより強調した言い方になります。
意外と知られていない “jam-packed” の意味と使い方についてお届けします。
jam-packed の意味は?
“jam-packed” は、
- ぎゅうぎゅう詰めの
- ぎっしり満員の
こんな意味があります。
「人やものがぎっしりと押し込まれて、隣接し合っている」ような状態に使われます。
冒頭でも少し触れましたが、 “jam-packed” の中で使われている “jam” や “packed” は “It’s jammed” や “It’s packed” のように、それぞれの単語だけでも混雑を表すときに使われます。
“jam” はもともと「詰まる」といった意味があるので、そこから「混雑」の意味でも使います。
この2つの単語が組み合わさってできた “jam-packed” は、より「混雑」を強調した言い方になり、「目一杯、満杯の」や「パンパンの」といった感じの意味になるわけです。
車が渋滞している状態を “traffic jam” などと言いますが、あれも「車が詰まっている」が元の意味です。
jam-packed の使い方
では、 “jam-packed“ の使い方を例文で見ていきましょう。
Asakusa is jam-packed with tourists all the time.
浅草はいつも観光客でごった返しています。
A: How was the music event last week?
A: 先週の音楽イベントはどうだった?
B: That was amazing, but it was jam-packed with people.
B: 最高だったけど、めちゃくちゃ人いたよ。
A: Do you like commuting by train in the morning?
A: 朝の電車通勤は好きですか?
B: Not at all. It’s really hard to deal with jam-packed ones.
B: 全く好きではありません。満員の電車に乗るのは本当に大変です。
jam-packed の英語表現 まとめ
- jam-packed
- ぎゅうぎゅう詰めの
- ぎっしり満員の
「人やものがぎっしりと押し込まれて、隣接し合っている」ような状態に使われる。