“You’re a loser” って「敗者」って意味じゃないの?
“You’re a loser!”
こんな風に言われたら「イラっ」としてしまいますが、どんな意味でしょうか?
おそらく多くの人は “lose” が「負ける」なので、そこから “loser = 敗者” で「あなたは敗者だ」という意味だと思うでしょう。
はい、その通りです。
ですが、実は「あなたは敗者だ」の意味だけではなく、他にもいろいろな日本語の意味があるんです。
ということで、 “You’re a loser” の英語表現の意味と使い方について見ていきましょう。
You’re a loser の意味は?
“You’re a loser” は、
- (勝負ごとの)敗者
- (人生の)失敗者
- 負け犬、ヘタレ
- 嫌なやつ
- (器が)小さい人
こんな意味があります。
“You’re a loser“ の発音
“You’re a loser“ の “loser” は “lose” から来ている言葉ですが、「負ける」の他にも「失う」という意味があります。
けっこう強い言葉にも感じますが、勝負ごとなどで冗談でお互いを煽ったりするときに使う方が多い印象です。
ガチなトーンで言ってしまうと相手にかなり失礼。冗談が言い合える間柄の人同士で使うのが一般的。
あとは、「嫌なやつ」や「器の小さい人」といったような、人間として悪い心、狭い心を持った人(= ダメなやつ)や気にくわない人に対して使われます。
ちなみに、 “loser” という言葉を使った表現に、
sore loser
という英語フレーズがあります。
“sore loser” をそのまま訳すと「痛い敗者」となってしまいますが、 “sore” には他にも「悲しむ」や「悔しがる」といった意味もあるため、「不満を抱いて憤慨している = 負け惜しみ」といった意味があります。
You’re a loser の使い方
“You’re a loser” は
主語 + be動詞 a loser
“you’re” の部分を “I’m” や “He/She is” のように変えて使うことができます。
また、こんな言い方も使えます。
Don’t be (such) a loser
「負けるな」や「負け犬になるなよ」といった意味があります。
では、 “You’re a loser” の使い方を例文で見ていきましょう。
You are such a loser.
あいつはなんてヘタレなんだ。
A: Every time I do something, it doesn’t always go well. I’m such a loser.
A: 何かするたびに、いつもうまくいかない。私ってなんて負け組だ。
B: Don’t call yourself a loser. Hard work pays off.
B: 自分のことを負け組と言うなよ。努力は報われるさ。
A: The guy said the election was corrupt, but I don’t think so.
A: あの人は選挙が不正があったと言ってるけど、私はそうは思わないな。
B: Yeah, I guess he’s just a sore loser.
B: ああ、ただの負け惜しみなんだろうな。
You’re a loser の英語表現 まとめ
- You’re a loser
- (勝負ごとの)敗者
- (人生の)失敗者
- (いつも)だめな人間、負け犬
- (器が)小さい人
sore loser
“sore” には他にも「悲しむ」や「悔しがる」といった意味もあり、「不満を抱いて憤慨している = 負け惜しみ」といった意味がある。