“touché” ってどういう意味?
こんな、おしゃれな表現を知っていますか?
“touché”
読み方はカタカナで「トゥシェ」が近いと思いますが、この英語はフランス語が語源となった言葉。
いつもと同じ言葉を使ってしまうときや、こなれた感じを出したいときに、この表現を使うときっとネイティブも驚くことでしょう。
ということで、 “touché” の意味と使い方についてお届けします。
touché の意味は?
“touché” は、
- やられた
- 一本取られた
- そりゃそうだ
- 確かに
こういった意味があります。
冒頭でも言いましたが、 “touché” はフランス語が由来となった言葉。
なので、 “touché” の “e” が “é” になっています。
“touché” はカタカナで表記すると「トゥシェ」が近いと思います。読み方はこちら↓
この “touché” という表現は、もともと「一本入った」や「突きあり」を意味するフェンシング用語。
そこから転じて、相手がするどい指摘や正論を言ってきたときに、思わず「やられた・参った」または「それは一理ある」など相手の意見や見解を認めるときに使われています。
カジュアルな場面だけでなく、ビジネスなどのフォーマルな場面でも使うことができます。
ちなみに、“touché” に置き換えることのできる表現があります。
You got me
“You got me” の方が “touché” よりもカジュアルな場面で使われます。
相手の罠に騙されたときや、相手に敵わず「お手上げです」というときなどに使えます。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
touché の使い方
では、 “touché“ の使い方を例文で見ていきましょう。
A: Can you stop making noise?
A: 騒ぐのをやめてくれませんか?
B: Ah… can you stop nagging me all the time?
B: えーっと、いつも口うるさくするのやめてくれない?
A: Touché.
A: それもそうか。
A: You say you are supporting local cafes, but you drink a Starbuck coffee a lot.
A: 地元のカフェをサポートするって言ってるけど、スタバのコーヒー飲んでるじゃん。
B: Touché.
B: たしかに。(核心を突かれて「まいった」の感じ)
A: You are going to start your own company? Are you out of your mind? You have no skills and stuff…
A: 自分の会社を立ち上げるの?気が狂ったのか?スキルも何もないくせに…。
B: I don’t need someone who’s never been there to tell me what to do.
B: 経験したことのない人に言われる筋合いはない。
A: Touché.
A: たしかに。
touché の英語表現 まとめ
- touché
- やられた
- 一本取られた
- そりゃそうだ
- 確かに
相手がするどい指摘や正論を言ってきたときに、思わず「やられた・参った」または「それは一理ある」など相手の意見や見解を認めるときに使われる。
“touché” に置き換え可能な表現
You got me
“You got me” の方が “touché” よりもカジュアル。