
“a shoulder to cry on” は「泣くための肩」ってことだけど、どゆこと?
“a shoulder to cry on”
泣くときに「(誰かの)肩を借りる」と言ったりしますが、この表現は単に “肩” の話をしているわけではありません。
このフレーズには、「悲しいときやつらいときに話を聞いてくれる優しい存在」といった感情的な支えの意味が込められています。
この記事では、”a shoulder to cry on” の意味と、ネイティブがどんな場面で使っているのかを解説します。
a shoulder to cry on の意味は?
“a shoulder to cry on” は、
- 悲しいときに支えてくれる人
- 話を聞いてくれる人
“a shoulder to cry on” の発音
“a shoulder to cry on” は直訳すると「泣くための肩」。
ですが、実際の会話では、
- 悲しいとき
- つらいとき
- 誰かに話を聞いてほしいとき
そんなとき、「そばにいて支えてくれる人」を指すイディオム表現です。
If you need a shoulder to cry on, I’ll be here for you.
つらいときは、いつでも私がそばにいるからね。
“人 + be here/there for you” は「あなたのために【人】はそばにいる」という意味でよく使う表現です。
文脈によっては「甘える」という意味にもなります。
I’m not looking for a boyfriend’s shoulder to cry on. I just need space.
彼氏に甘えたいわけじゃない。ただ一人の時間がほしい。



「恋人の肩」は「甘えたい存在」というニュアンスになる感じですね。
a shoulder to cry on の使い方
では、 “a shoulder to cry on” の使い方を例文で見ていきましょう。
Everyone needs a shoulder to cry on sometimes.
誰だって時には寄りかかれる人が必要だ。
After the breakup, she really needed a shoulder to cry on.
別れたあと、彼女は本当に話を聞いてくれる人を必要としていた。
I don’t want advice. I just need a shoulder to cry on.
アドバイスじゃなくて、ただ話を聞いてほしいだけなんだ。
A: You were really there for me last week.
A: 先週ほんとに助けてくれたよね。
B: Anytime. I’ll always be your shoulder to cry on.
B: いつでも。私はいつでもあなたの支えになるよ。
A: You don’t need to go through this alone.
A: 一人で抱えなくていいんだよ。
B: I know. Thanks for being my shoulder to cry on.
B: うん。支えてくれてありがとう。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
a shoulder to cry on の英語表現 まとめ
- 悲しいときに支えてくれる人
- 話を聞いてくれる人
“a shoulder to cry on” を使うとき、
- 悲しいとき
- つらいとき
- 誰かに話を聞いてほしいとき
そんなとき、「そばにいて支えてくれる人」を指す。