“Here is the thing.” ってどんな意味があるの?
“Here is the thing.”
一度は聞いたことがあるフレーズかもしれません。
色々な場面で使われる表現で、日常会話だけでなく、ビジネスの場面でよく聞きます。
今回は、“Here is the thing.” の意味、どんな状況・場面で使うかについて解説していきます。
Here is the thing. の意味は?
“Here is the thing.“ は、
- つまり
- 実は
- 要するに
こんな意味があります。
“Here is the thing.“ の発音
直訳すると「これがそのことです」となり、どのことだよ!とツッコみたくなるかもしれません。
実を言うと、話のポイント・重要な事実を提示するときに、これから述べる内容が重要であることを強調するために使います。
なので、文章の出だしで使われることが多いです。
具体的には、以下のような状況で使われます。
- 説明・議論の中で大事なポイントを言う
- 誤解・誤りを訂正する
- 課題・問題点を強調する
「自分が強調しておきたいポイントがある」ことを予め伝えたいときに “Here is the thing.” を冒頭で言うことで、相手の関心を強める働きがあります。
「今から大事なこと言うから聞いてね!」って感じですね。
「つまり」「実は」「要するに」の他にも、「重要なことは」や「ここがポイントです」といった日本語にも相当します。
文脈によって日本語の意味は変わりますが、すべての意味を覚えなくてOK。
「これから述べる内容が重要だ」と強調するときに使うと覚えておくようにしましょう。
Here is the thing. の使い方
では、 “Here is the thing.“ の使い方を例文で見ていきましょう。
Here is the thing. She is not coming to the meeting.
実は、彼女は会議に来ないんです。
I understand your point, but here is the thing. We don’t have enough budget for that.
君の言いたいことは分かる。ただ重要なことはそれに対する予算が足りないんだ。
I want to go to the party, but here is the thing. I have a deadline tomorrow.
パーティーに行きたいけど、実は明日締め切りがあるんだ。
We could take a bus, but here is the thing. It’ll take twice as long as driving.
バスで行けるけど、実は車で行くよりも倍の時間がかかるんだ。
A: We have a lot of ideas for new projects but we don’t have enough resources to implement them all.
A: 新しいプロジェクトのアイデアはたくさんあるが、それらを全て実行するためのリソースが不足している。
B: Here is the thing. I think we should reconsider our strategy before moving forward.
重要なのは、前に進む前に戦略を再検討すべきだと思うんだ。
A: I’m not sure what to do about this project.
A: このプロジェクトどうしようか迷ってるんだけど。
B: Have you talked to your boss about it?
B: 上司に相談した?
A: No, I haven’t yet. I’m a little afraid to ask for help.
A: まだだよ。ちょっと頼みづらいんだよね。
B: Here’s the thing. It’s always better to ask for help when you need it than to struggle on your own.
B: 困ったときは自分で抱え込まず早めに相談した方がいいよ。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
Here is the thing. の英語表現 まとめ
- つまり
- 実は
- 要するに
話のポイント・重要な事実を提示するときに、これから述べる内容が重要であることを強調するときに使う。
具体的には、以下のような状況で使われる。
- 説明・議論の中で大事なポイントを言う
- 誤解・誤りを訂正する
- 課題・問題点を強調する