「話が逸れる」って英語でなんて言うの?
誰かと話をしているとき、最初に話をしていたことから途中で「話が逸れる」ことってありますよね?
そんなとき「話が逸れちゃったけど、〜」や「話を戻すと、〜」と言いたいときの表現です。
この表現は、ビジネスの場面でも相手に失礼のなく使える表現なので、覚えておくと便利ですよ。
go off the topic, be off the topic
「話が逸れる」や「話が脱線する」の表現でよく使われるのが、
go off the topic
または
be off the topic
どちらを使っても同じ意味なので、好きな方を使ってOKです。
“off the topic” は「トピック(本題)から外れる」という意味があります。
“topic” は “agenda” に変えて “go off the agenda” と言うこともできます。
Oh, we are off the topic.
あ、話が本題から逸れちゃったね。
Sorry, we have gone off the topic now.
すみません、話が脱線してしまってましたね。
get off track
“go off the topic” と同じくらい使われるのが、
go off track
これも「話が逸れる」や「話が脱線する」の意味があります。
“track” は陸上競技場のトラックで使われているように「道」や「レール」といった意味があります。「話が “track” から外れる = 話が脱線する」といったイメージ。
また、 “go off track” の関連表現で
get back on track
という表現があります。これは「本編に話を戻しましょう」といった意味があり、 “get off (the) track” と合わせてネイティブはよく使います。
“get on track” ではなく “get back on track” にすることで「話が脱線してしまったので、本線(本筋)に戻りましょう」というニュアンスを強調できます。
We’re getting off track.
話が逸れてしまっていますね。
I’m sorry we seemed to get off track.
話が逸れてしまったようで申し訳ありません。
We are getting off the track. Let’s get back on track then.
話が脱線してしまったので、本題に戻りましょう。
get sidetracked, be sidetracked
「話が逸れる」や「話が脱線する」の英語表現は他にも、
- get sidetracked
- be sidetracked
という言い方があります。
この “sidetrack” ですが、 “track” は電車の線路やレールを意味するので、 “sidetrack” は本線から横に外れていく線路のことなんです。
先ほどの、 “go off track” と同じようなイメージですね。
The main problem was sidetracked in the meeting.
会議でメインの問題の議論が逸れてしまった。
What was I saying earlier? I got sidetracked by the phone call.
何話してたっけ?電話で話が脱線しちゃった。
「話がそれる・脱線する」の英語表現 まとめ
- go(be) off the topic
- go off the topic
- be off the topic
- get off track
“track” は陸上競技場のトラックでも使われているように「道」や「レール」といった意味。「話が “track” から外れる = 話が脱線する」といったイメージ。
- get(be) sidetracked
- get sidetracked
- be sidetracked
“track” は電車の線路やレールを意味するので、 “sidetrack” は本線から横に外れていく線路のこと。