“brown nose” ってどういう意味なの?
今回は “brown nose” という英語フレーズの紹介です。
海外ドラマを見ていたときに出てきた表現で、初めは「brown nose = 茶色い鼻ってなんだ!?」と意味がわかりませんでした。
後で調べてみると、この言葉の語源がユニークでおもしろく、「え?そんなことが語源になるの?」と思ったほど。
ということで、 “brown nose” というネイティブ表現の意味と使い方について早速見ていきましょう!
brown nose の意味は?
“brown nose” は、
- ごまをする
- 媚を売る
- おべっかを使う
こんな意味があります。
“brown nose” は直訳すると「茶色い鼻」となり、どんな場面で使うんだ?って感じがしてしまいますよね。
「ごまをする」や「媚を売る」のように、相手を持ち上げたりお世辞を言って良い印象を与えて気に入られるように振る舞うときに使われます。
“brown nose“ の発音
では、冒頭でも言いましたが “brown nose“ の語源はなんでしょう?
皆さんの中にはなにか予想してることがあるかもしれませんが、その予想を裏切るかもしれません。
“brown nose“ という言葉の由来は「お尻にキスをすること」
ん?「茶色い鼻」と関係ないじゃん?と思いますが、続きがあります。
実は、「お尻にキスをする = 鼻にうんちが付く」と考えたことが始まりで、そこから「ごまをする」ときの表現として使われるようになりました。
もはや「お尻にキス」というより「お尻の穴にキス」って感じ。いずれにしても汚いっ。笑
ちなみに、 “brown nose“ は以下の英語表現と同じ意味になります。
- suck up
- butter up
- kiss one’s ass apple
- apple polish
これらの英語フレーズの詳しい使い方については、以下の記事で紹介してます。
brown nose の使い方
“brown nose” は、「ごまをする」や「媚を売る」という意味の動詞で、
brown nose
または
brown-nose
このように、”brown” と “nose” の間に “-” (ハイフン)が入る場合がありますが、どちらを使ってもOK。
ちなみに、 “brown-noser” だと名詞で「ごまをする人」や「お調子者」といった意味になります。
では、 “brown nose” の使い方を例文で見ていきましょう。
He has been brown nosing the boss for years.
彼は長い間、上司にごまをすり続けている。
I can’t believe it! That brown-noser got a promotion.
信じられない!あのごますり野郎が昇進したんだ。
A: I’m trying not to brown-nose you, but I’ve never come across someone like you. You inspire me.
A: ごまをすっているわけではないけど、君のような人に出会ったことがないんだ。あなたから刺激を受けるよ。
B: Come on, stop it. Flattery will get you nowhere.
B: おい、やめてくれよ。褒めても何も出ないよ。
brown nose の英語表現 まとめ
- brown nose
- ごまをする
- 媚を売る
- おべっかを使う
お尻にキスをする = 鼻にうんちが付くから転じて、「ごまをする」ときの表現として使われるようになった。
brown nose
または
brown-nose
どちらの表記もOK。