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【これで解決!】前置詞 “on・in・at” の違いをコアイメージで解説

気になる人

前置詞 “on・in・at” の違いが今イチよくわからない・・・!

英語学習者にとって、前置詞の使い方は大きな壁の一つです。

特に “on”、”in”、”at” の3つの前置詞は似ていて、その使い分けに困惑することがきっと多いはず・・・。

Taka

それぞれの意味を覚えようとしても、量が多すぎて覚えきれない!ってパターンはあるあるです。

なので今回は、これら3つの前置詞が持つコアイメージについて解説します。

コアイメージを押さえておくことで、1つずつ意味を暗記しなくても対応がしやすくなります。

気になるところ、理解が不足しているところだけでも確認しておきましょう。

もくじ

「接触」の on

“on” の持つイメージは、

“on” のコアイメージ

接触

「何かにくっついている」「表面に接触している」という感じ。

“on” の発音

例えば、「接触」のイメージというと、

  • 場所に「接触」
  • 状況に「接触」
  • 時間に「接触」
  • 対象に「接触」

1つずつ見ていきましょう。

場所の on :〜の上に

The book is on the table.
その本はテーブルの上にあります。

There is a picture on the wall.
壁に絵がかかっています。

There is a stain on my shirt.
私のシャツにシミがあります。

He put his feet on the table.
彼はテーブルに足を乗せました。

I am on the train.
電車に乗っている。

このように、「接触」していれば地面に限らず、壁・天井などでもOK。

状況の on :〜の中

I’m on a diet.
ダイエット中です。

I’m on my way home.
家に帰っている途中です。

He is on the phone.
彼は電話中です。

The show is on TV.
その番組はテレビで放送中です。

状況の「接触」は、「何かが行われている最中」であるときに使えます。

時間の on :〜(という日・時間)に

I will meet you on Monday.
月曜日に会いましょう。

Her birthday is on July 5th.
彼女の誕生日は7月5日です。

The party is on Friday.
パーティーは金曜日にあります。

He was born on Christmas Day.
彼はクリスマスの日に生まれました。

時間の「接触」は、カレンダーを想像してみるといいでしょう。

その上に予定が載っているようなイメージ。

Taka

“on time” で「時間通りに」という便利なフレーズも合わせて覚えておきましょう!

対象の on :〜に

She is focusing on her career.
彼女はキャリアに集中しています。

He relies on his friends for support.
彼はサポートを友人に頼っています。

I spend a lot of time on my hobbies.
私は趣味に多くの時間を費やしています。

She is working on her presentation.
彼女はプレゼンテーションに取り組んでいます。

対象の「接触」は、何かに対する関心や集中、依存を示すときに使えます。

「(〜の)中」の in

“in” の持つイメージは、

“in” のコアイメージ

(〜の)中

“in” の発音

「空間・時間の中」といった状態を表すときに使えます。

物理的な空間だけでなく、精神的・感情的な「中」を指すときもあります。

例えば、「(〜の)中」のイメージというと、

  • 場所の「中」
  • 状態の「中」
  • 時間の「中」
  • 対象の「中」

1つずつ見ていきましょう。

場所の in :〜の中に

The food is in the fridge.
食べ物は冷蔵庫の中にあります。

he is sitting in the chair.
彼女は椅子に座っている。

He lives in New York City.
彼はニューヨーク市に住んでいます。

A: Where are the keys?
A: 鍵はどこにありますか?


B: They are in the drawer.
B: 引き出しの中にあります。

A: What’s in the bag?
A: バッグの中には何がありますか?


B: Just some books.
B: 本が少し入っています。

多くの方が持つ “in” の意味が「〜の中に」だと思います。

「〜の中」というと大きな空間をイメージするかもしれませんが、「椅子に座る」は “in” を使って “sit in the chair” と言います。

Taka

特に、アームがある椅子は「体が囲まれる状態 = 椅子の中」と捉えることができますよね。

電車・バス・タクシーなどの交通機関における “on”・”in” の使い分け

基本的な考えは、以下のとおり。

  • on:物理的に車内で立つことができる
    • I’m on the train.(電車に乗ってる。)⇒ 電車の中で立てる
    • I’m on the bus(バスに乗ってる。)⇒ バスの中で立てる
  • in:物理的に車内で立つことができない
    • I’m in the taxi.(タクシーに乗ってる。)⇒ タクシーの中で立てない
    • I’m in the car.(車に乗ってる。)⇒ 車の中で立てない

状態の in :〜なとき・〜な状況

I am in love with this book.
私はこの本に恋しています。

She is in trouble with her teacher.
彼女は先生に困っている状態だ。

A: How is your grandfather?
A: おじいちゃんの具合はどう?


B: He is in good health now.
B: 今は健康だよ。


A: That’s great to hear!
A: それは良かった!


B: Yeah, he is feeling much better.
B: うん、ずいぶん良くなったみたい。

A: Why is Jane upset?
A: ジェーンはなぜ動揺してるの?


B: She’s in trouble at work.
B: 仕事で問題を抱えてるんだ。


A: Oh no, what happened?
A: それは大変、何があったの?


B: She missed a deadline for an important task.
B: 重要なタスクの締め切りを逃したんだよ。

場所だけでなく、状態の「中」を表すこともできる “in”

“たとえば、 in good health” は「良好な健康状態」という枠の中にいる、といったイメージです。

時間の in :〜に

She always listens to music in the morning.
彼女はいつも朝に音楽を聴きます。

We met in 2015 and got married 3 years later.
私たちは2015年に出会い、3年後に結婚しました。

A: When do you have free time?
A: いつ自由な時間がありますか?


B: In the evening.
B: 夕方なら空いてるよ。

A: When does the movie start?
A: 映画は何時に始まりますか?


B: It starts in 15 minutes.
B: 15分後に始まります。


A: What movie are you watching?
A: どんな映画を観るのですか?


B: I’m watching “Avatar.”
B: 「アバター」を観ます。

「朝・昼・夜」など幅の広い時間に対してが “in” を使います。(in the morning/afternoon/evening など)

逆に、より詳細な時間を表すときは、 “at” を使います。(at 7pm, at noon など)

対象の in :〜を・〜に

I believe in this new technology.
私はこの新しい技術を信じています。

She participates in many community events.
彼女は多くの地域イベントに参加しています。

He is interested in learning new languages.
彼は新しい言語を学ぶことに興味があります。

A: What are you passionate about?
A: あなたが情熱を持っているものは何ですか?


B: I’m passionate in environmental conservation.
B: 環境保護に情熱を持っています。


A: That’s admirable. Do you volunteer for any organizations?
A: それは素晴らしいですね。どこかの団体でボランティアをしていますか?


B: Yes, I volunteer in a local environmental group.
B: はい、地元の環境保護団体でボランティアをしています。

対象のもの・ことに向けて、感情的、精神的に何かを「内側」に持っている、ときにも “in” が有効です。

「点」の at

“at” の持つイメージは、

“at” のコアイメージ

“at” の発音

“at” は「特定の地点」や「ポイント」に焦点を当てること。

場所や時間、状況などの特定の地点やポイントを指すために使われます。

例えば、「(〜の)中」のイメージというと、

  • 場所の「点」
  • 時間の「点」
  • 対象の「点」

1つずつ見ていきましょう。

場所の at :〜で

I will meet you at the station.
駅であなたに会います。

We had lunch at a new restaurant.
私たちは新しいレストランで昼食を取りました。

He works at a big company.
彼は大きな会社で働いています。

A: Where are we meeting for dinner?
A: 夕食のためにどこで待ち合わせしますか?


B: We are meeting at the Italian restaurant on Main Street.
B: メインストリートのイタリアンレストランで待ち合わせしましょう。


A: Sounds good! What time?
A: いいですね!何時にしますか?


B: Let’s meet at 7 PM.
B: 午後7時に会いましょう。

A: Do you know where the nearest ATM is?
A: 一番近いATMの場所を知っていますか?


B: Yes, there’s one at the corner of the street.
B: はい、通りの角にあります。


A: Is it open 24 hours?
A: 24時間営業ですか?


B: Yes, it’s open all day.
B: はい、一日中開いています。

場所で使われる “at” は、マップ上でピンを打つようなイメージ。

指定した場所が限定的なので、より詳細な内容を示すことが多めです。

ただし、広い範囲の一部を指すこともあるので注意です。

  • at the station:駅全体、駅の周辺を指す。
  • in the station:駅の建物内部、構内を指す。

この場合、 “in the station” の方がやや狭い範囲を表すことになります。

時間の at :〜に

The meeting starts at 10 AM.
会議は午前10時に始まります。

She will arrive at noon.
彼女は正午に到着します。

We have dinner at 7 PM every day.
私たちは毎日午後7時に夕食を取ります。

A: When is your flight?
A: あなたのフライトはいつですか?


B: My flight departs at 6 AM.
B: フライトは午前6時に出発します。


A: Are you ready to leave?
A: 出発の準備はできていますか?


B: Yes, I’ve packed everything.
B: はい、すべての荷物を詰めました。

A: When does the train leave?
A: 電車は何時に出発しますか?


B: The train leaves at 5:15 PM.
B: 電車は午後5時15分に出発します。


A: Do we have enough time to get there?
A: そこに間に合う時間はありますか?


B: Yes, if we leave now, we’ll be on time.
B: はい、今出発すれば間に合います。

時間で使う “at” は、より細かな時間帯を伝えるときに使えます。(at 7:30pm, at 10pm)

また、”at first” や “at last” のように細かな時間のタイミングについて伝えるときも聞こえます。

対象の at :〜を・〜に

I laughed at his joke.
私は彼の冗談に笑った。

They stared at the painting for hours.
彼らは何時間もその絵をじっと見ていた。

A: Did you see how she smiled at him?
A: 彼女が彼にどう微笑んだか見た?


B: Yes, she seemed really happy.
B: うん、本当に嬉しそうだった。


A: I think she likes him.
A: 彼女、彼のこと好きなんじゃない?


B: It looks like it.
B: そうみたいだね。

A: Why did he shout at you?
A: なんで彼は君に叫んだの?


B: He was angry about the mistake I made.
B: 私が犯したミスに怒ってたんだ。


A: That sounds tough.
A: 大変だったね。


B: Yeah, it was.
B: うん、まぁね。

ここでは “at” の後ろに「対象」が来てるのが例文からわかるはず。

なので、「〜に向かって」「〜に対して」といったニュアンスがあります。

on と in と at の英語表現 まとめ

  • on
“on” のコアイメージ

接触

  • 場所の「接触」
  • 状況の「接触」
  • 時間の「接触」
  • 対象の「接触」
  • in
“in” のコアイメージ

(〜の)中

  • 場所の「中」
  • 状態の「中」
  • 時間の「中」
  • 対象の「中」
  • at
“at” のコアイメージ

  • 場所の「点」
  • 時間の「点」
  • 対象の「点」
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もくじ