“When it rains, it pours” ってどういう意味?「雨、めっちゃ強い」ってこと?
今回は、「雨」に関する英語フレーズを紹介します。
“When it rains, it pours”
さて、どんな意味でしょう?
これは、英語ネイティブが使うお決まりの定番フレーズ。
なので、そのままの意味では使われません。
“rain” も “pour” も「雨が降る」の表現ですが、「雨」とは直接的な関係はありません。
ということで、ネイティブが使う “When it rains, it pours” の意味と使い方について見ていくことにしましょう!
When it rains, it pours の意味は?
“When it rains, it pours” は、
- 踏んだり蹴ったり
- 泣きっ面に蜂(はち)
- 来るときは、一気に来る
こんな意味があります。
“When it rains, it pours” の発音
“When it rains, it pours” の直訳は「雨が降れば、(いつも)どしゃ降り」です。
悪いことが起こると、もう1つ悪いことが起こったり、嫌なことが重なって起こることってありますよね。
あれって、なんなんでしょうね・・・。
そんな状況が起こったときに、 “When it rains, it pours” は使われます。
調べてみると、一部の英英辞典には、
When something good or bad happens, similarly good or bad things tend to follow.
The Free Dictionary
このように、「良いこと、または悪いことが起きると、同じように良いこと、または悪いことが続く傾向がある。」とあります。
あれ、「良いこと」って書いてある!
実は、悪いことだけに限らず、良いことが立て続けに起こるときにも、 “When it rains, it pours” が使われることがあります。
たとえば、
「ずっと仕事が決まらなかったのに、いきなり立て続けに内定をもらった」
「ずっとモテていなかったのに、急に数人から告白された」
こういうときは、「来るときは、一気に来る」といった意味やニュアンスで使います。
When it rains, it pours の使い方
では、 “When it rains, it pours” のような英語フレーズの使い方を例文で見ていきましょう。
I had a bad day today When it rains, it pours.
今日はひどい1日だった。踏んだり蹴ったりだよ。
A: I got soaked in the rain and I fell over coming out the station this morning.
A: 今朝、雨でびしょ濡れになって、さらに駅から出てきて転んじゃったよ。
B: When it rains, it pours. I’m sorry you had a bad morning.
B: 泣きっ面に蜂だな。お気の毒に。
A: After months of looking for a job, I suddenly have three job interviews this week.
A: 何ヶ月も就職活動をしていたのに、今週いきなり3つの面接を受けることになったんよ。
B: That’s awesome! When it rains, it pours.
B: すごいじゃん!来るときは、一気に来るね。
When it rains, it pours の意味と使い方3つ まとめ
- When it rains, it pours
- 踏んだり蹴ったり
- 泣きっ面に蜂(はち)
- 来るときは、一気に来る
“When it rains, it pours” の直訳は「雨が降れば、(いつも)どしゃ降り」だが、ネイティブはそのままの意味では使わない。
良いこと(悪いこと)が起きたとき、さらに良いことが(悪いこと)が起こったり、同じような状況が重なって起こってしまうときに使われる。