「困ったことになった」のネイティブ表現を知っておきたい。
何か予期しないことが起こったとき、問題が発生したときなど、悪いことが起こったときに「困ったことになった」と誰かに伝えるときがありますよね。
「問題」ということを考えれば、 “problem” や “trouble” といった単語を思い浮かべると思いますが、今回の英語フレーズはこれらの単語は使いません。
日常会話でもビジネスでも、どんな場面でも使える便利な表現なので、知っておくときっと役に立つはず。
「困ったことになった」は英語で?
「困ったことになった」は英語で、
- We have a situation
- We(‘ve) got a situation
このように表現します。
“We have a situation”
“We’ve got a situation”
“situation” は「状況」という意味でよく知られていますが、「問題・難局」や「悪い状況」といった意味やニュアンスで使うこともあります。
“We have a situation” は直訳すると「(悪い)状況を持つ」となり、そこから「問題が起きている」や「大変なことになった」「困ったことになった」という意味でネイティブは使います。
非常事態・緊急事態に対しても使われたりしますね。
Here’s the situation
似たような表現に “Here’s(Here is) the situation” というのがあります。「こんな状況です」という意味。
どんな状況が起こったのかを説明するときなど、話を切り出すときに使われます。
Here’s the situation. She dumped me a week ago, and then she started seeing another guy.
「状況としてはこんな感じ。彼女は1週間前に僕を振ったあと、別の男と付き合い始めたんだ。」といった具合です。
“We have a situation” や “We’ve got a situation” は、以下の表現に言い換えることもできます。
- We have a problem
- We are in trouble
- Something is wrong
特に、上2つは同じニュアンスで使うことができます。
3つ目は、「何かがおかしい」と言ったニュアンスから、問題が起きたときに使われる表現ですね。
「困ったことになった」の英語表現の使い方
では、「困ったことになった」を意味する英語フレーズの使い方を例文で見ていきましょう。
Do you have a minute? We have a situation.
ちょっといいですか?問題が起きました。
We got a situation. The baby won’t stop crying for hours.
困った。赤ちゃんが何時間も泣き止まない。
A: What’s going on? Is something wrong?
A: どうした?何かあったのか?
A: We’ve got a situation. Our server is down for some reason
A: 大変なことになりました。当社のサーバーが何らかの理由でダウンしています。
「困ったことになった」の英語表現 まとめ
- we have a situation
- we(‘ve) got a situation
“We have a situation” は直訳すると「(悪い)状況を持つ」となり、そこから「問題が起きている」や「大変なことになった」「困ったことになった」という意味でネイティブは使います。
似たような表現に “Here’s(Here is) the situation” 「こんな状況です」があり、どんな状況が起こったのかを説明するときなど、話を切り出すときに使われる。