“throw a tantrum” って何か投げてるの?
欲しいものを買ってもらえず、子どもがスーパーやおもちゃ屋の前で泣いている姿を一度は見かけたことはあるでしょう。
「あれ買ってよ〜!」と泣き叫んだり、地団駄を踏んだり。
今回は、そんな子どもの様子を表すときに使える英語フレーズです。
ということで、 “throw a tantrum” の意味と使い方について見ていくことにしましょう。
throw a tantrum の意味は?
“throw a tantrum” は、
- 駄々をこねる
- かんしゃくを起こす
こんな意味があります。
“throw a tantrum“ の発音
“tantrum” という単語は馴染みがないかもしれませんが、もともと「子どもじみた怒り(かんしゃく)」といった意味があり、そこから「駄々」の意味としても使われます。
たとえば、子どもが親におもちゃを買ってもらえず、買ってもらえるまでわがままを言ったり、要求をするようなときなど、に “throw a tantrum“ は使えます。
“throw” は「投げる」なので、「要求をぶつける」といったニュアンスなんでしょうね。
基本的には、子どもに対して使われる英語フレーズですが、「子どものように駄々をこねる大人」「子どもみたいにわがままな大人」に対しても使われることがあります。
ちなみに、 “throw a tantrum“ と同じような意味で使える他の英語フレーズがあります。
- have a tantrum
- pitch a tantrum
- have a fit
- throw a fit
“throw a tantrum“ の “throw” の代わりに “have” や “pitch” という単語に置き換えることができます。
“fit” は「適した」や「ぴったり合う」という意味ですが、「一時期的な興奮」や「感情が急に高まる」といった意味もあります。
他にも、 “fit” は「健康的な」という意味でも使われ、 “you’ look fit” で「スタイル(体型)がいいね」とよくネイティブは言ったりします。
throw a tantrum の使い方
では、 “throw a tantrum” の使い方を例文で見ていきましょう。
Kids throw a tantrum.
子どもは駄々をこねるものです。
She has temper tantrums if she doesn’t get her own way.
彼女は自分の思い通りにならないと(子どものように)かんしゃくを起こす。
Charlie threw a tantrum in the toy shop because I wouldn’t buy him any items.
私がお菓子を買わないので、チャーリーはおもちゃ屋で駄々をこねた。
A: What’s going on with Mike?
A: マイクに何があったの?
B: He threw a temper tantrum when he found out that he didn’t get promoted.
B: 彼は昇格できなかったとわかってかんしゃくを起こしたんだ。
throw a tantrum の英語表現 まとめ
- throw a tantrum
- 駄々をこねる
- かんしゃくを起こす
“tantrum” もともと「子どもじみた怒り(かんしゃく)」といった意味があり、そこから「駄々」の意味としても使われる。
- have a tantrum
- pitch a tantrum
- have a fit
- throw a fit