“It’s a no brainer” ってどういう意味?
“It’s a no brainer”
こんな英語フレーズを見かけたことはありますか?
ネイティブがよく使う英語フレーズなのですが、学校で習ったり、参考書に出てこないような表現なので、「超簡単」なのに意外と知られてないんです。
ということで、 “It’s a no brainer“ の意味や使い方について見ていきましょう。
It’s a no brainer の意味は?
“It’s a no brainer” は、
- 超簡単
- 考えるまでもない
- 明らかである
こんな意味があります。
“It’s a no brainer” の発音
“It’s a no brainer” は、何かの決断をしたり、問題を解決するときに、頭を使わなくてもいいほど容易なことや明白なことを指すときに使うフレーズです。
“no brainer” というフレーズの中に、 “no” と “brain” という単語が入っているので、言われてみると「あぁ〜!」となった人もいるかもしれませんね。
「脳(brain)がなくても(no)わかるほどのこと」と理解しておけば大丈夫。
英語のルール的な話をしておくと、 “no brainer” のように “no” が名詞の前についた “no 〇〇” の形をとる英語フレーズは、「〜が全くない」といった意味になります。
There’s no food.
食べ物が(全く)ない。
I have no idea.
私にはアイデアが全くない。(=私にはわからない)
とはいえ、 “brainer” は単体で使うことはほとんどなく、何か別の単語とセットに使うことがほとんど。
たとえば、
right-brainer → 右脳タイプの人 = 物事を直感的に捉える人、感覚的な人
left-brainer → 左脳タイプの人 = 冷静で論理的な人、ロジック重視な人
ちなみに、『名詞』 + “er” で「〜な人」や「〜なもの」を意味します。 “run + er = runner” や “office” + “er” = “officer” といった具合ですね。
あまり考えすぎなくてOK!覚えられれば覚えておく程度にしておきましょう。
It’s a no brainer の使い方
では、 “It’s a no brainer” の使い方を例文で見ていきましょう。
Buying a ticket online is a no brainer. It’s so simple and convenient.
オンラインでチケットを購入するには超簡単だよ。とてもシンプルで便利だ。
Choosing a healthy meal over fast food is a no brainer for those who prioritize their well-being.
ファストフードより健康的な食事を選ぶのは、健康を優先する人にとって当然のことだ。
Figuring out the answer to that math problem was a no brainer for Sarah. She’s really good at math.
あの数学の問題の答えを見つけるのはサラにとって簡単そのものだった。彼女は数学が得意なんだ。
A: Hey, which one do you think you could eat every day, ramen or pizza?
A: 毎日食べるならラーメンとピザどっちがいい?
B: Definitely ramen! That’s a no brainer for me. I could literally eat it every single day!
B: 間違いなくラーメン。私にとっては簡単だよ。文字通り、毎日でも食べられる!
When it comes to choosing between spending time with loved ones or working late, it’s a no brainer. I would choose quality time with my family any day.
大切な人と過ごす時間と遅くまで働くことを選ぶときは、当然の選択だよ。いつだって家族との質の高い時間を選ぶさ。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
It’s a no brainer の英語表現 まとめ
- 超簡単
- 考えるまでもない
- 明らかである
何かの決断をしたり、問題を解決するときに、頭を使わなくてもいいほど容易なことや明白なことを指すときに使うフレーズ。
わかりやすく言えば、「脳(brain)がなくても(no)わかるほどのこと」