
日常会話でよく使われる「連絡して」って英語でなんて言うの?
そんな悩みにお答えします。
「連絡して」と英語で言いたい時、 パッと頭に思いつきますか?
人によっては、もしかしたら "contact" という単語が思いつくかもしれません。

「コンタクト」は日本語でも使われますね。
"contact" はもちろん間違いではありません。 "please contact me" は会話で使われることもあります。
ただ、日常会話で使うカジュアルな表現としては、やや固い印象の表現なんです。
今回は、ネイティブが日常会話でよく使う「連絡して」の英語表現を紹介していきます。
be in touch / get in touch
この表現は2通りありますが、どちらを使っても基本的に意味は同じです。
- be in touch (with you)
- get in touch
"touch" には「触る」や「接触する」といった意味があります。
■be in touch:漠然としたニュアンス。
日本語で「とりあえず連絡する(かも)」
→社交辞令としても使える便利な表現。連絡しない時にも使われる。
"I'll be in touch with you" の "with you" は省略されていますが、面と向かって言うときは通常は言わないことの方が多い。
■get in touch:積極的に連絡するニュアンス。
日本語の「連絡をとる」
→自発的で積極的アクションが基本。
"I'll get in touch" のような形以外に "Thank you for getting in touch ~" や "Sorry for getting in touch ~" といった形も使われる。
"keep in touch" 「連絡取り合おう」
「お互いの間柄が遠ざからないように、できるだけこまめに連絡を取ろうね」というニュアンスがあります。
Good to see you! I'll be in touch.
会えてよかったよ。また連絡するね。
Thank you for getting in touch with me. That means a lot to me.
連絡してきてくれてありがとう。感謝してます。
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hit me up
"hit me up" は「私に連絡して」とカジュアルに使えるスラング表現。
主に、家族や友人などに使える表現なので、ビジネスなどフォーマルな場面ではややカジュアルすぎて、使うのにはあまり適切ではありません。
"hit" には以下のような意味があります。
- 当たる
- 打つ
- たどり着く
- 求める
「接触する」といったニュアンスを持っているんですね。
このフレーズの基本形は、
hit one's up
"one's" には通常、所有格が入りますが、このフレーズに関してはほとんどの場合、"me" または "you" が入ります。
- hit me up:(私に)連絡して
- hit you up:(あなたに)連絡する
Here's my number. Hit me up later!
これが私の番号。あとで連絡してね!
Once I get my work done, then I'll hit you up as soon as I can.
仕事が終わったら、できるだけ早く連絡するよ。
text me
"text me" はもともとは「(私に)メールして」という意味になります。
連絡する手段によって言い方が異なり、電話の場合は "call me" となります。
ただ、最近ではメールで連絡することが多くなってきたので "text me" がもっとも一般的。
"me" の部分は他の所有格に変えることで「〇〇に連絡する」と言うことができます。
Text me when you arrive here.
ここに着いたら連絡して。
A: Ahh, I can't text that girl. I don't know what to say...
A: あぁ、あの子に連絡できない。なんて言えばいいかわからないよ。
B: Just show her who you really are. You can do it, man!
B: そのままの自分を出せば大丈夫。お前ならきっとできるから頑張れ!
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let me know
"let me know" は「私に知らせて」なので、そこから転じて「連絡して」の意味になります。
先ほどと同様に "me" の部分は他の所有格に変えることで「〇〇に知らせて」といった感じで使えます。
たまに "lemme know" という表記がありますが "let me know" が省略された形です。
Please let me know when you get home safely.
家に無事着いたら連絡してください。
A: Hi, I'm sorry that I'm calling in sick today. I have a really bad fever and headache.
A: 今日なんですが、すみませんが仕事をお休みします。ひどい熱と頭痛がありまして。
B: Don't worry about it! Let me know anything I can do for you.
B: 大丈夫、心配しないで!何か私にできることあったらなんでも言ってね。
日常会話で使う「連絡して」の英語 まとめ
- be in touch / get in touch
■be in touch:
漠然としたニュアンス。
日本語で「とりあえず連絡する(かも)」
→社交辞令としても使える便利な表現。連絡しない時にも使われる。
■get in touch:
積極的に連絡するニュアンス。
日本語の「連絡をとる」
→自発的なアクションが基本。
- hit me up
「連絡して」のスラング表現。
カジュアルな表現のため、家族や友人などに使える表現。
ビジネスなどのフォーマルな場面ではカジュアルすぎて、使うのにはあまり適切ではない。
- text me
もともとは「(私に)メールして」という意味。
"me" の部分は他の所有格に変えることで「〇〇に連絡する」と言うことができます。
- let me know
"let me know" は「私に知らせて」で、そこから転じて「連絡して」の意味。
"lemme know" という表記は "let me know" が省略された形。