日常会話でよく使われる「連絡して」って英語でなんて言うの?
そんな悩みにお答えします。
「連絡してね」と英語で言いたい時、 パッと頭に思いつきますか?
もしかすると “contact” (コンタクト)という単語が思いつくかもしれません。
「コンタクト」は日本語でも使われますからね。
“contact” でも間違いではありません。 “Please contact me!” は会話で使われることもあります。
ただ、日常会話で使う自然な表現としては、やや固めの印象があります。
今回は、ネイティブが日常会話でよく使う「連絡して」の英語表現を紹介していきます。
「連絡して」の be in touch, get in touch
この表現は2通りありますが、どちらを使っても基本的に意味は同じです。
- be in touch (with you)
- get in touch
“touch” には「触る」や「接触する」といった意味があります。
- be in touch:漠然としたニュアンス
日本語で「とりあえず連絡する(かも)」
→社交辞令としても使える便利な表現。連絡しない時にも使われる。
“I’ll be in touch with you” の “with you” は省略されていますが、面と向かって言うときは通常は言わないことの方が多い。
- get in touch:積極的に連絡するニュアンス
日本語の「連絡をとる」
→自発的で積極的アクションが基本。
“I’ll get in touch” のような形以外に “Thank you for getting in touch ~” や “Sorry for getting in touch ~” といった形も使われる。
また、似たような表現に “keep in touch” というの表現があります。
(定期的に)連絡取り合おう
このような意味があり、「お互いの間柄が遠ざからないように、できるだけこまめに連絡を取ろうね」というニュアンスがあります。
Good to see you! I’ll be in touch.
会えてよかったよ。また連絡するね。
Thank you for getting in touch with me. That means a lot to me.
連絡してきてくれてありがとう。感謝してます。
「連絡して」の hit me up
“hit me up” は「私に連絡して」と言いたいときにネイティブがよく使うスラング表現。
家族・友人など距離感が近い相手に使える表現なので、ビジネスなどのフォーマルな場面で使うにはカジュアルすぎるため、あまり適切ではありません。
“hit” には以下のような意味があります。
- 当たる
- 打つ
- たどり着く
- 求める
「接触する」といったニュアンスを持っているんですね。
このフレーズの基本形は、
hit one’s up
“one’s” には通常、所有格が入りますが、このフレーズに関してはほとんどの場合、“me” または “you” が入ります。
- hit me up:(私に)連絡して
- hit you up:(あなたに)連絡する
Here’s my number. Hit me up later!
これが私の番号。あとで連絡してね!
Once I get my work done, then I’ll hit you up as soon as I can.
仕事が終わったら、できるだけ早く連絡するよ。
「連絡して」の text me
“text me” は「(私に)メールして」というのが本来の意味。そこから一般的に「連絡して」の意味として使われます。
連絡する手段によって言い方が異なり、電話の場合は “call me” となります。
ただ、最近ではメールで連絡することが多くなってきたので “text me” がもっとも一般的。
“me” の部分は他の所有格(you, him, her, themなど)に変えることで、「〇〇に連絡する」と言うことができます。
Text me when you arrive here.
ここに着いたら連絡して。
A: Ahh, I can’t text that girl. I don’t know what to say…
A: あぁ、あの子に連絡できない。なんて言えばいいかわからないよ。
B: Just show her who you really are. You can do it, man!
B: そのままの自分を出せば大丈夫。お前ならきっとできるから頑張れ!
「連絡して」の let me know
“let me know” は「私に知らせて」の意味。
そこから転じて「連絡して」の意味としても使うことができます。
先ほどと同様に “me” の部分は、他の所有格に変えることで「〇〇に知らせて」といった感じで使えます。
たまに “lemme know” という表記がありますが、これは “let me know” が省略された形。 “lemme know” の方がカジュアルに感じるため、使う相手によっては “let me know” の方がベターです。
Please let me know when you get home safely.
家に無事着いたら連絡してください。
A: Hi, I’m sorry that I’m calling in sick today. I have a really bad fever and headache.
A: 今日なんですが、すみませんが仕事をお休みします。ひどい熱と頭痛がありまして。
B: Don’t worry about it! Let me know anything I can do for you.
B: 大丈夫、心配しないで!何か私にできることあったらなんでも言ってね。
日常会話で使う「連絡して」の英語 まとめ
- be in touch / get in touch
- be in touch:とりあえず連絡する(かも)
どちらかというと、漠然としたニュアンスがある。
→社交辞令としても使える便利な表現。連絡しない時にも使われる。
- get in touch:連絡をとる
どちらかというと、積極的に連絡するニュアンスがある。
→自発的なアクションが基本。
- hit me up
「連絡して」のスラング表現。
カジュアルな表現のため、家族や友人などに使える表現。
ビジネスなどのフォーマルな場面ではカジュアルすぎて、使うのにはあまり適切ではない。
- text me
もともとは「(私に)メールして」の意味。
“me” の部分は他の所有格に変えることで「〇〇に連絡する」と言うことが可能。
- let me know
“let me know” は「私に知らせて」で、そこから転じて「連絡して」の意味。
“lemme know” という表記は “let me know” が省略された形。