「ひんしゅくを買う」って英語でなんて言うの?
そんな疑問に答えていきます。
「ひんしゅくを買う」や「難色を示す」は、人から嫌がられる言動をして、嫌われたり、非難されることを意味する言葉。
つまり、法律違反ではないけどルールやマナー的に「よくないこと」によって、相手が「うわぁ」と思ってしまうときの表現ですね。
あまり馴染みのない表現かもしれませんが、「ひんしゅくを買う」や「難色を示す」の英語表現やニュアンスを押さえておきましょう。
「ひんしゅくを買う・難色を示す」の意味は?
「ひんしゅくを買う・難色を示す」 の英語表現は、
frown upon
それぞれの単語の意味を確認してみます。
- frown:眉をひそめる、顔をしかめる
- upon:〜の上に
このように、 顔の表情がくもったり、引いたような表情を見せるような意味が含まれているんですね。
また、実際の会話では誰かから「ひんしゅくを買われる」や「難色を示された」のように受け身の形で使われることもあるので、以下のように『be動詞 + 動詞の過去分詞』とすることもできます。
be frowned upon
この受け身形で使われるときは、主語は “it” が来ることがほとんど。 “It’s frowned upon” で「ひんしゅくを買われること」といった意味になるんですね。
また、 “upon” は “on” と同じ意味の前置詞ですが、 “upon” には「〜してすぐに」というニュアンスも含まれるため、このフレーズでは “upon” を使ったフレーズが一般的です。
frown upon の使い方
では、例文で “frown upon“ の使い方を見ておきましょう。
That’s not illegal, but it’s frowned upon.
違法ではないけど、よくないことだ。
Smoking is frowned upon in many places these days.
最近では、喫煙は多くの場所で難色を示される。
A: Rachel is my student and we’re dating. You may frown upon that but we’re not going to hide it anymore.
A: レイチェルは私の生徒で付き合っている。眉をひそめることかもしれないが、もう隠さないことにした。
B: You can’t date your student, it’s against the rule. They are going to fire you.
B: ルール違反だから生徒とは付き合えないぞ。クビにされるぞ。
「ひんしゅくを買う・難色を示す」の英語表現 まとめ
- frown upon
この表現は、2通りのパターンで使われる。
- frown upon
- be frowned upon
『be動詞 + 動詞の過去分詞』で受け身の形で使う場合、基本的に主語は “it” がくる。
それぞれの単語の意味↓
- frown:眉をひそめる、顔をしかめる
- upon:〜の上に
顔の表情がくもったり、引いたような表情を見せるような意味が含まれている。