「2022年度」のように「〇〇年度」って英語でなんて言うの?
4月から会社や学校などで、新年度がスタートしますよね。
新年度から環境が変わる人もいると思いますが、新たな門出に楽しみや不安など、色々な感情を抱いているかもしれません。
ということで、今回は「〇〇年度」の英語表現についてです。
なんとなく「〇〇年度」の英語表現を知っていたり、聞いたことある人もいるかもしれませんが、「ビジネス」向け、「学校」向けでよく使われる表現がそれぞれあります。
今回は、その2つの英語フレーズを紹介しますので、どちらもぜひ覚えておきましょう!
ビジネスで使う「〇〇年度」は英語で?
ビジネスで使う「〇〇年度」は英語で、
- fiscal year
- financial year
- FY
このように表現します。
“fiscal year” の発音
“financial year” の発音
“FY” の発音
“fiscal” と “financial” はどちらも「財政上の」という意味があります。
どちらかといえば、 “fiscal year” の方が使われる傾向は強いように感じます。
また、 “FY” は 上記2フレーズの頭文字を並べた表現で、会話よりも資料などで使われる書き言葉です。
すこし脱線しますが、 “FYI” は “for your information” 「ご参考までに」という意味で会話でも使われます!
もし、「2022年度」を表したいなら、
fiscal/financial year 2022
または
FY2022
このようになります。
This is the report for fiscal year 2022.
2022年度の報告書です。
We will make our financial statement for fiscal year 2022 public next week.
来週、2022年度の決算を公開する予定です。
In the fiscal year 2017 to 2018, our corporate profits almost tripled which is from $9,327 to $26,789.
2017年度から2018年度にかけて、企業利益は9,327ドルから26,789ドルとほぼ3倍になりました。
学校で使う「〇〇年度」は英語で?
一方、学校で使う「〇〇年度」は英語で、
- school year
- academic year
このように表現します。
“school year” の発音
“academic year” の発音
学校の年度なので、そのまま “school year” です。簡単ですね。
“academic” は「教育の」や「大学の」といった意味もあるので、 “school year” と同様に使われます。
「年度」といえば、 “fiscal year” や “financial year” だと思いがちですが、学校に関する年度の場合は、 “school year” や “academic year” の方がより自然な表現です。
The new school year is about to start.
新学期が始まろうとしています。
The academic year runs from April to March next year in Japan.
日本の学校年度は4月から翌年3月までです。
A: Guess what? Mr. Suzuki is going to leave this school at the completion of the school year.
A: ちょっと聞いてください。鈴木先生は今年度の終わりにこの学校を去ることになりました。
B: That’s bummer! He is a really good teacher and we like him a lot.
B: 残念!私たちが大好きなとても良い先生なんです。
「〇〇年度」の英語表現 まとめ
ビジネスで使う「〇〇年度」は英語で、
- fiscal year
- financial year
- FY
“fiscal” と “financial” はどちらも「財政上の」という意味がある。
学校で使う「〇〇年度」は英語で、
- school year
- academic year
学校に関する年度の場合は、 “fiscal year” よりも “school year” などの方が使われる。