“Be my guest” 「私のゲストになって」ってどういうこと?
“Be my guest” という表現を聞いたり、見たことはありますか?
そのまま訳すと「私のゲストになって」となり、意味がわからない上に「ゲストになるって、つまりどういうこと?」って感じがしますよね。
“Be my guest” はネイティブがよく使う表現で、海外ドラマでもよく出てくる定番表現。なので、意味やニュアンスをしっかりと理解しておくときっと役に立つはずです。
ということで、 “Be my guest” の意味や使い方についてお届けします。
Be my guest の意味は?
この “Be my guest” は、
- ご自由にどうぞ
- どうぞ遠慮なく
- おごりますよ
- 勝手にしろ
- 好きにしろ
このような意味があります。
“Be my guest” は「私のゲストになってください = 私はあなたに尽くしますよ」というニュアンスがあります。
このように、相手におもてなしをするようなときに使われることが多いですが、場合によっては相手を突き放すときにも使われることがあります。
“Be my guest” が使われる場面・状況は主に以下の通りです。
- 相手に何かを譲るとき
- 何かを頼まれて、それを快諾するとき
- 相手におごるとき
- 相手に愛想をつかして、突き放すとき
たとえば、友達の家にお邪魔したときにトイレを借りることになった場合、 “Can I use a bathroom?”「トイレを使ってもいいですか?」に対して “Be my guest!” 「どうぞ!」みたいな感じで使われます。
相手からのお願いを承諾するときは、 “go ahead” や “by all means” なども使えますね。
家に招待したときに Be my guest 以外に使われる表現がある
友人や知り合いを家に呼んだとき、 “make yourself at home” という英語フレーズも使われます。
“make yourself at home” は「(自分の家のように)くつろいでください」という意味。家主が招待した人に対して使う表現です。
以前、アメリカ人の家に行ったときに言われたことがありますが、勝手に冷蔵庫を開けるのに抵抗はありました。笑
“make yourself at home” の詳しい意味や使い方については、こちらの記事をご覧ください。
Be my guest の使い方
では、 “Be my guest“ の使い方を例文で見ていきましょう。
A: Can I take a seat?
A: この席使ってもいいですか?
B: Be my guest!
B: どうぞ!
If you wanna try out my new bicycle, be my guest.
私の新しい自転車を試してみたければ、ご自由にどうぞ。
I’m not afraid to fight you. You wanna do it? Be my guest, come on!
喧嘩なんて怖くないぞ。やるか?やってやるよ、かかってこい!
-At the restaurant, two people are about to pay for their meal together-
A: Alright, the total is $45. Well, just a second.
A: よし、合計で45ドルか。ちょっと待ってください。(財布を取り出そうとする)
B: No, please. Be my guest.
B: いいですよ、私のおごりです。
Be my guest の英語表現 まとめ
- Be my guest
- ご自由にどうぞ
- どうぞ遠慮なく
- おごりますよ
- 勝手にしろ
- 好きにしろ
- 相手に何かを譲るとき
- 何かを頼まれて、それを快諾するとき
- 相手におごるとき
- 相手に愛想をつかして、突き放すとき