「しっかりして!」って英語で言いたいんだけど・・・?
相手を励ましたり、キチンと行動してほしいとき、いい加減な行動や人に対して「もう、頼むよ!」という意味で「しっかりして!」と言ったりすることがありますよね。
そもそも「しっかり」とは「物事や状態が堅固、確かな様子」を表していますが、今回は「しっかりして!」の英語表現についてです。
誰でも知っている英単語を使って表現しますが、ネイティブはよく使うので本記事を使って覚えてしまいましょう!
「しっかりして!」は英語で?
「しっかりして!」は英語で、
get it together
このように表現します。
“Get it together!” のようにフレーズ単体で使うこともできますし、文章の中に入れて使うこともできます。
その場合は「しっかりする」という意味で使われます。
“get it together“ の発音
“together” は「一緒」という意味がありますが、他にも「合わせて」や「しっかりして」という意味もあります。
なので、 “get it together” は「それを手にして一緒に合わせる = しっかりと確かなものにする」といったイメージです。
また、 “get it together” と同じ意味の置き換え表現があります。
- get one’s act together
- pull oneself together
“one’s act” は対象となる人の「行動」を指していて、 “I get my act together” で「しっかりと(した行動を)しないとな」となります。
また、 “pull” の後ろには “oneself” で対象となる人「その人自身」を表しているので、 “He need to pull himself together” で「彼はしっかりする必要がある」といった感じですね。
「しっかりして!」の英語表現の使い方
では、「しっかりして!」を意味する “get it together“ の使い方を例文で見ていきましょう。
I have to get it together.
しっかりしないとな。
A: I don’t think I can do it.
A: こんなの俺にできっこない。
B: Come on, man. Get it together!
B: 何言ってるんだよ。しっかりしろよ!
John has really got it together since I last saw him. He has started a new job and lost a lot of weight.
私が最後に会ってからジョンはしっかりしてきた。彼は新しい仕事を始めて、体重もかなり減った。
A: I’ve been making too many excuses not to try to lose weight. I should get it together.
A: いい言い訳ばかりして痩せようとしてなかった。しっかりしないとな。
B: Doing exercise every day makes you healthier not only physically but also mentally.
B: 毎日運動をすることで身体だけでなく、精神的にも健康になるからね。
「しっかりして!」の英語表現 まとめ
get it together
メインとなる内容には触れず、寄り道をして本題になかなか行かない状態から「要点を避けて話す」や「重要なことを避ける」といった意味でも使われます。
「遠回しな言い方はやめてくれ」と言いたければ、
- Don’t beat around the bush
- Stop beating around the bush
- Quit beating around the bush