最新の英会話キャンペーン情報詳細はこちら

【実はけっこう違う】 “will” と “be going to” の違いとは?

気になる人

“will” と “be going to” ってどちらも『未来』を意味するんじゃないの?

I will study abroad next year.

I’m going to study abroad next year.

この2つの文章は、ほぼ同じ。

“will” と “be going to” の違いだけですよね。

学校では “will” と “be going to” は同じ意味である、と習ったかもしれません。

どちらも『未来』を表すという点では共通していますが、この2つのフレーズはニュアンスや使い方が異なるんです。

今回は、 “will”“be going to” の意味とニュアンスの違いについて見ていきます。

もくじ

will

will の意味は?

“will” の意味は、

  • 〜する予定だ
  • 〜だろう
  • 意志、意思
  • 決意

“will” の発音

きっと多くの人は “will” は「〜する予定」「〜だろう」だと思っていたはず。

ですが、他にも「意志・意思」や「決意」といった意味もあるんです。

I did it against my will.
(私は)自分の意志に反してそれをした。

Taka

こんな感じで使われるのを結構見かけますね。

実は “will” の持つこれらの意味を押さえておくことで、 “will” のニュアンスを理解することができます。

will のニュアンスは?

“will” の持つニュアンスは、

(未来のことに対して)その場で決定したこと、意思を表す

わかりやすく言い換えると、

  • 何かをやろうと“今”決めたとき
  • 何かが起こるだろうという予測
  • 意思や約束を伝えるとき

何か未来のことに対して、事前に計画していたわけではなく、その場で思いついた意思表示として使います。

I’ll (I will) study abroad next year.
来年は留学に行こうっと。

Taka

この場合、留学に行くことを「今決めた」というニュアンスですよね。

他にも、

It’ll (It will) rain tomorrow.
明日は雨が降るだろう。

Taka

この場合は、「雨が降る」ことを話し手が予測しているといったニュアンスになります。

「雨が降る」ことを天気予報で知ったわけではなく、空の様子などを見て感じた、予想したといった感じです。

I’ll help you with your homework.
宿題を手伝うよ。

I’ll call you later.
あとで電話するよ。

They will be here soon.
彼らはもうすぐここに来るだろう。

A: What do you think about the meeting tomorrow?
A: 明日の会議についてどう思う?


B: It will probably be long and boring.
B: たぶん長くて退屈になるだろうね。

A: Can you fix my computer today?
A: 今日、パソコンを直してくれる?


B: Sure, I’ll take a look at it after lunch.
B: もちろん、昼食後に見てみるよ。

ちなみに、 “I will”“I’ll” もちょっとしたニュアンスの違いがあるので、この機会に合わせて押さえておきましょう。

be going to

be going to の意味は?

“be going to” の意味は、

  • 〜する予定だ
  • 〜しそうだ

“be going to” の発音

“be going to” の意味は、基本的に “will” と同じく「〜する予定」「〜しそうだ」「〜だろう」です。

be going to のニュアンスは?

“be going to” の持つニュアンスは、

未来に起こることがほぼ確実なこと

わかりやすく言い換えると、

  • 事前に計画されている未来の予定
  • 証拠がある未来の予測

“be going to” は「ほぼ確定している予定」や「準備が進んでいる計画」示すニュアンスがあります。

It’s going to rain this afternoon.
今日の午後、雨が降りそうだ。

この場合、「雨が降る」ことがすでに予定されている(たとえば、天気予報でそう言われている、など)ことを言い表してます。

Taka

“will” よりも “be going to” の方がカチッとしたイメージですね。

日常会話で「すでに予定していること」を伝えるときに “be going to” をよく使います。

I’m going to visit my parents this weekend.
今週末、両親を訪ねる予定だ。

We’re going to move to a new house soon.
私たちはもうすぐ新しい家に引っ越す予定です。

The meeting is going to start at 10am.
会議は午前10時から始まる定です。

A: Have you decided on your summer plans yet?
A: 夏の予定はもう決まった?


B: Yeah, I’m going to visit Hawaii with my family.
B: うん、家族とハワイに行く予定だよ。

A: When are you going to finish the project?
A: そのプロジェクトはいつ終わらせるの?


B: I’m going to complete it by next week.
B: 来週までに終わらせる予定だよ。

こんな他の表現はいかがでしょうか?↓

will と be going to の英語表現 まとめ

“will” と “be going to” の意味は

  • 〜する予定だ
  • 〜だろう
  • 〜しそうだ

また、 “will” には「意思・意志」や「決意」といった意味もある。

“will” と “be going to” には、ニュアンスの違いがある。

  • will のニュアンス

(未来のことに対して)その場で決定したこと、意思を表す

具体的には、

  • 何かをやろうと“今”決めたとき
  • 何かが起こるだろうという予測
  • 意思や約束を伝えるとき
  • be going to のニュアンス

未来に起こることがほぼ確実なこと

具体的には、

  • 事前に計画されている未来の予定
  • 証拠がある未来の予測
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
もくじ