「連帯責任」って英語でどう表現するの?
先日、アメリカの友人と話してたときのことです。
日本では「連帯責任」という文化があって・・・といった話していたのですが、友人がアメリカでも「連帯責任」はあるよと話してくれました。
「連帯責任」って感じが日本っぽいなと思っていたので、すこし意外でした。
さて、この「連帯責任」という言葉ですが、英語でなんと言うでしょう?
「連帯責任」は英語で?
「連帯責任」に相当する英語フレーズは、
collective responsibility
“collective responsibility” の発音
“collective” は “collect” の派生語。
日本語で「コレクション」という言葉があるように「集める」で知られてますが、「集まる」という意味もあります。
なので、”collective” は「集まったもの」という意味で「集団の・共同の」「集合的な」といった、個々が集まった複数の人・グループといった1つのまとまりを成すことを表します。
また、”responsibility” は名詞で「責任」
形容詞は “responsible” で「責任のある」を意味します。
派生語は単語のつづりが似ているので、ぜひセットで覚えておきましょう。
「責任」を表す英語は他にも、 “accountability” という単語もあります。
“responsibility” と “accountability” の違いについては、別の記事で詳しく解説してます。
ちなみに余談ですが、スマートフォンに対応したWebサイトやアプリのことを「レスポンシブ」と言ったりしますよね。
この「レスポンシブ」は英語で “resposive”
「応答・反応する」の “response” の派生語です。
“responsible” の派生語ではないので、注意しましょう!
「連帯責任」の英語表現の使い方
では、「連帯責任」の英語表現を例文で見ていきます。
We have a collective responsibility to protect the environment.
私たちは環境を守るという連帯責任がある。
Collective responsibility promotes teamwork and cooperation.
連帯責任はチームワークと協力を促進する。
Due to collective responsibility, the members of the school’s baseball team had to run five laps around the field.
連帯責任によって学校の野球部員たちは校庭を5周することになった。
Parents and teachers have a collective responsibility to educate children.
親と教師は子供を教育するという共同の責任があります。
It’s unfair that everyone has to take collective responsibility for a mistake made by one person.
1人が犯してしまったミスに対して、連帯責任で全員が責任を負わないといけないのはおかしい。
A: Who’s responsible for this mistake?
A: このミスの責任は誰にありますか?
B: We all are. It’s a collective responsibility.
B: 全員です。これは連帯責任です。
A: How can we improve our collective responsibility in the workplace?
A: 職場での連帯責任をどのように改善できますか?
B: By ensuring open communication and supporting each other’s tasks.
B: オープンなコミュニケーションを確保し、お互いの作業を支援することで改善できます。
こんな他の表現はいかがでしょうか?↓
「連帯責任」の英語表現 まとめ
collective responsibility
“collective” は “collect” の派生語。 “collect” は「集める」の他に、「集まる」という意味もある。
“collective” は「集まったもの」という意味で「集団の・共同の」「集合的な」といった、個々が集まって複数の人やグループといった1つのまとまりを成すことを表す。