“another” と “other” の違いと使い分けは?コツさえ覚えておけばOK

気になる人

"another" と "other" の違いがよくわからない。どうやって使い分けたらいいか迷っちゃうんだよね。

そんな悩みに答えていきます。

"another" "other" の違いをしっかりと把握できていますか?

2つの英単語は日本語だと「他の」や「別の」といった意味になるため、どうやって使い分けしたらいいかわからず混乱してしまいます。

でも、本記事で取り上げるポイントをしっかりと押さえておけば、意外と簡単に区別ができるんです。

ということで、多くの人が間違えやすい "another" "other" の違いと使い分け方について見ていきましょう。

もくじ

another と other の使い方は3つ

まずは "another" "other" それぞれの英単語のイメージを掴んでおきます。

  • another:他のものが1つのとき
  • other:他のものが複数あるとき

そして、 "another" "other" を使った英語表現は3つあります。

  • another
  • other / others
  • the other / the others

では、次の項目でそれぞれの単語の意味や使い方を解説していきます。

another

まずは "another" から。

"another" の持つイメージは『他のものが1つのとき』でしたね。

そのイメージを踏まえた上で "another" にはこんな意味があります。

  • 別のもの、他のもの
  • もう1つ、もう1人

1つずつ見ていきます。

「別のもの、他のもの」の意味の another

"another"「別のもの、他のもの」といった意味があります。

"another" のうしろは単数形の名詞が来ることは、しっかりと押さえておきましょう。

ちなみに、複数形の名詞(または数えられない名詞)には "another" ではなく "more" に置き換えて "Can I have some more water?" といった感じで使います。

I want to buy another pair of socks. The old ones have some holes.
別の靴下がほしい。古いのはいくつか穴が空いてるから。

I don't wanna talk about it cause that's completely another story.
それはまったく別の話だから今は話したくない。

A: Would you like some more wine?
A: ワインのお代わりはいかがですか?


B: Yes, I'll have a glass of white wine this time, please.
B: はい、今回は白ワインをグラスで1つください。

「もう1つ、もう1人」の意味の another

"another" は "an + other" で1つの単語になった言葉なので「別の・追加で」といったニュアンスが含まれます。

なので、同じものを「もう1つください!」と言いたいときにも "another" は使えます。

Ross and Rachel are having another baby.
ロスとレイチェルにもう1人赤ちゃんができた。

A: This fatty tuna sushi is really amazing! I'll get another one.
A: この大トロ寿司めっちゃうまいね!もう1つ食べるわ。


B: Yeah you're right! I'll get mine too.
B: うん、ほんとそうだね。私もそうしよう。

other / others

では、ここからは "other" を使った表現です。

冒頭で "other" のもつイメージが『他のものが複数あるとき』と言いました。

それを踏まえた上で "other" にはこんな意味があります。

  • 他のなにか
  • 他のやつ

他の(1つ以上の複数の)なにか、のように限定されない複数の別のものを指すときに使います。

2つ以上の複数のなにかを指すときは "others" に置き換えて使うときもあります。

"another" と "other" の言い換え

another ⇄ other のように、一方をもう一方の表現で言いたい場合の一例です。

  • 私の別の友達: another friend of mine = my other friend
  • 彼の飼っている他の 犬:another dog of his = his other dog
  • 彼女の持っている別の財布:another purse of hers = her other purse

Any other questions?
他に質問はありますか?

I wanna do something for others
他の人に対して何かしたいな。

A: It would be good for you to read some articles to improve your English.
A: 英語を学習する上でいくつか記事を読むといいんじゃないかな。


B: Well, I did it before but it didn't work. Do you have any other tips?
B: いやぁ前にやったことあるんだけどあまりうまくいかなかった。他にコツはある?

the other / the others

"the other" は "other" の前に "the" がついた表現。

"the" には「その・あの」といった意味があり、何かを特定・限定したいときに使われます。

なので、"other" と比べて "the other" は意味やニュアンスがすこし変わってきます。

  • (特定の)他のなにか
  • (特定した)他のやつ・人

たとえば「他の人」と言いたいときであっても、このようなニュアンスの違いがあります。

  • the other guy:(ある特定のグループの中にいる)他の人
  • other guy:(特定のグループなど関係なく一般的にいる)他の人

"the other" の複数形 "the others"『(ある特定のグループの中にいる)他のもの・人すべてといった意味になります。

また、 "the others" は "the other + 名詞s" に置き換えて表現することもできます。

置き換えの一例
  • the others = the other guys
  • the others = the other things
  • the others = the other students

"the other" も "the others" もどちらも "the" がついているので、特定のものを表すことだと覚えておきましょう。

I met two girls on the street. One is from America and the other one is from Colombia.
2人の女の子と出会った。1人はアメリカ、もう1人はコロンビア出身だ。

A: I think Chandler is cute.
A: チャンドラーはカッコいいと思う。


B: Really? I think the other guys are cuter.
B: 本当?私は他の男子たちの方がカッコいいと思うな。

each other と one another

"other" や "another" が入った表現でよく使われるのが "each other" "one another"

どちらとも「お互い」という意味があります。

"each other" は2人(2つ)の間に限った場合、 "one another" は3人(3つ)の間に限った場合に使うと思われがちですが、実はそこまで細かい決まりはありません。

なので、どちらの表現を使ってもOK。

特にニュアンスの違いもないので、この2つの表現はそれぞれ置き換えて使うことができるんです。

We really love each other. (= We really love one another.)
私たちはお互い本当に愛し合っている。

They are blaming one another. (= They are blaming each other.)
彼らはお互い非難し合っている。

You guys should help each other. (= You guys should help one another)
あなたたちはお互いを助け合うべきです。

another と other の違い まとめ

  • another

"another" の持つイメージは『他のものが1つのとき』

  • 別のもの、他のもの
  • もう1つ、もう1人

"another" は "an + other" なので「別の・追加で」といったニュアンスが含まれる。

複数形の名詞(または数えられない名詞)には "another" ではなく "more" に置き換えて使う。

  • other / others

"other" のもつイメージが『他のものが複数あるとき』

  • 他のなにか
  • 他のやつ

他の(1つ以上の複数の)なにか、のように限定されない複数の別のものを指すときに使う。

  • the other / the others

"the" は何かを特定・限定したいときに使われるため、 "other" のもつイメージ『他のものが複数あるとき』とやや意味やニュアンスが異なる。

  • (特定の)他のなにか
  • (特定した)他のやつ・人
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