“way too ~” ってどういう意味?
そんな疑問に答えていきます。
“too good” や “too easy” など『too + 形容詞』は、「〜すぎる」といった意味の表現。
「良すぎる」や「簡単すぎる」といった感じですね。
実は “way too ~” は、この “too~” をさらに強調したいときに使える表現なんですが、そこから転じて別の意味になることがあります。
ということで、今回は “way too ~” の意味と使い方を紹介します。
way too ~ の意味
“way too ~” は、
- すごく〜すぎる
- あまりに〜すぎる
この “way” には「はるか遠く」という距離的な意味と、「かなり」という程度の意味合いがあります。
この “way too” の後ろには、”good” や “easy” などの形容詞が入ります。
“way too ~” が使われる表現の一例
- way too good:すごく良すぎる
- way too easy:あまりに簡単すぎる
- way too much:すごく多すぎる
- way too expensive:すごく高すぎる
- way too big / small:すごく大きすぎる/小さすぎる
- way too early / fast:あまりに早すぎる/速すぎる
- way too hot / cold:すごく暑すぎる/寒すぎる
way too good の持つ別のニュアンスについて
“way too~” は “too~” のさらに強調した表現ですが、意味を理解する上で押さえておきたいポイントがあります。
すべての “way too~” の表現に共通するわけではないですが、 “way too good” に関しては「すごく良すぎる」の意味だけではない意味やニュアンスがあります。
僕が好きな海外ドラマのひとつ『Friends』に出てくる会話の一文なのですが、
You’re way too good to be his girlfriend for him.
Friends
この文章を直訳すると「あなたは彼にとって、彼のガールフレンドになるにはすごく良すぎる」となります。
これだけ見ると「あなたは彼のガールフレンドになるのにすごく適任だ」といった意味のように感じてしまいますよね。
ですが、この “too~” や “way too~” は、どちらかというとネガティブなニュアンスの表現。
この場合、結果的にネガティブな意味にはなりませんが「すごく良すぎる」は「良すぎてもったいない」となるんです。
「あなたは彼のガールフレンドになるにはもったいない。もっと良い人がいるよ」というある意味、逆の意味やニュアンスになってるわけです。
日本語に訳して考えすぎず、基本的には「 “too~” はネガティブの意味」と覚えておくと良いですね。
way too ~ の使い方
では、 “way too ~” の使い方です。
A: Look! This bag is really gorgeous.
A: 見て!このバッグとてもゴージャスだよ。
B: Yeah, but it’s way too expensive though.
B: そうだね、でも高すぎるね。
A: Omg, this meeting is lasting way too long.
A: マジかよ、この会議長く続きすぎ。
B: I know, right? Everyone is getting tired.
B: だよね?みんな疲れてきているよ。
A: I think I kinda like Ross. What do you think of him?
A: なんかロスのこと好きみたい。彼のことどう思う?
B: You’re way too good to be his girlfriend for him.
B: 彼のガールフレンドになるにはもったいなすぎるよ。
way too ~ の英語表現 まとめ
- way too
- すごく〜すぎる
- あまりに〜すぎる
- way too good
「すごく良すぎる」=「良すぎてもったいない」の意味で使われる。