“same difference” ってどういう意味なんだろう?「同じ違い」みたい意味になるのかな?
そんな悩みに答えていきます。
ひょっとしたら “same difference” という表現をどこかで聞いたことがあるかもしれません。
“same” と “difference” は相反する意味を持っている英単語ですが、この2つが組み合わさるといったいどのような意味になるか想像できますか?
「同じだけど違う」や「同じ違い」といった意味になりそうですが、実は違います。
今回は “same difference” の英語の意味と使い方です。
same difference の意味
“same difference” の意味は、
- 同じようなものだ
- たいして変わらない
- 結局は同じだ
英英辞典にはこう書かれています。
said when you agree that what you said was not exactly correct, but you think the difference is not important:
Cambridge Dictionary
「発言したことが完全に正しくなかったことに同意はするも、その違いはたいして重要ではないと思っている」とあります。
「別にどっちだってそんなに変わらないじゃん」や「そんな細かいところまで気にする必要ある?」といったニュアンスを含む表現。反発する気持ちを含むこともあるようです。
この表現は友人や同僚と話すときに使うカジュアル言い方。なので、ビジネスなどのフォーマルな場面で使うのには不向きです。
上司や先輩などから間違いを指摘されたときに使うのはオススメできないので、よっぽどの信頼関係があるとき以外は使うのはやめておいた方が無難でしょう。
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same difference の使い方
では、“same difference” の使い方を例文で確認しましょう。
A: Well, it’s 3,094 yen in total. So, that’s 1,550 yen each then.
A: 合計で3,094円だから、ひとり1,550円だね。
B: No, it’s 1,547 yen, tho.
B: いや、1,547円だけどね。
A: Same difference.
A: たいして変わらないじゃん。
A: Oh look! There is the coolest blue car I’ve ever seen in my life.
A: ねぇ見て!あんな最高にカッコいいブルーの車を見たのは人生で初めてだ。
B: Actually that’s turquoise.
B: 実際の色はターコイズだけどね。
A: Eh, same difference.
A: どっちにしたってあまり変わらないじゃん。
A: I don’t know he’s a genius or just crazy.
A: 彼は天才なのか、ただのクレイジーなのかわからない。
B: Either way, same difference really.
B: どっちにしても、あまり変わらないかもな。
same difference について まとめ
- same difference
- 同じようなものだ
- たいして変わらない
- 結局は同じだ
「別にどっちだってそんなに変わらないじゃん」や「そんな細かいところまで気にする必要ある?」といったニュアンスを含む表現。