“call it a day” ってどゆこと?
こんな英語を聞いたことはありませんか?
“Let’s call it a day.”
ビジネスの場面で使われることがあるので、どこかで見たり、聞いたりしたことはあるかもしれません。
使われている単語はさほど難しくないのに、意味がピンとこないタイプの英語フレーズですね。
ということで今回は、 “call it a day” の英語表現の意味と使い方についてお届けします。
call it a day の意味は?
“call it a day” は、
- 終わりにする
- 切り上げる
- 断念する、諦める
- (今日は)ここまでにする
こんな意味があります。
仕事をしていてイマイチはかどらなかったとき、夜遅くまで仕事をしていたときなど「このへん(で仕事を終わり)にしておこうか」と言いたいときに使います。
“call it a day“ の発音
そもそも “call it a day” は直訳すると「それを1日と呼ぶ」です。
現在取り組んでいることに対して、1日分の区切りをつけることから、「ここで区切りにしよう = ここまでで1日分(今日の分)とカウントしよう」といった感じ。
また、英英辞典にはこのように書かれてあります。
to stop what you are doing because you do not want to do any more or think you have done enough:
Cambridge Dictionary
「これ以上やりたくない、またはもう十分やったと思って、今やっていることをやめること」とあります。
なので、「終わりにする、切り上げる」だけではなく、「断念する」や「諦める」といった日本語の意味でも使われることがあります。
ちなみに “call it a day” は以下の英語フレーズに置き換えできます。
wrap (it) up
“wrap” はコンビニで売ってる「ラップ」という食べ物でも使われていますが、「包む」の意味があります。
“wrap up” で「包む、包み込む」といった意味で、そこから「今やっていることを終わらせる = 今日はここまで」といった感じで使われます。
広げた風呂敷に物(work, task)を包んで(wrap)、上方向にキュッと持ち上げる(up)ようなイメージ。伝わる?笑
“wrap up” は「今やっている作業を終わらせる = 仕事自体はまだ終わらない」というニュアンス。
“call it a day” は「今日の作業はすべて終わり = 今日はここまで」というニュアンスがそれぞれあります。
余裕があれば違いを押さえておきましょう。
call it a day の使い方
では、 “call it a day” の使い方を例文で見ていきましょう。
Let’s call it a day.
このへん(で終わり)にしましょう。
A: We’re going to get some drink after work tonight. Do you want to come?
A: 今夜、仕事の後に飲みに行くんだだけど、来る?
B: I do! We call it a day then.
B: 行くよ!じゃあ今日はここまでにしよう。
A: Did you stop playing baseball?
A: 野球はやめちゃったの?
B: Yeah, I decided to call it a day and focus on my studying.
B: そう、もう終わりにして勉強に専念することにしたよ。
call it a day の英語表現 まとめ
- call it a day
- 終わりにする
- 切り上げる
- 断念する、諦める
- (今日は)ここまでにする
wrap (it) up
“wrap up” は「今やっている作業を終わらせる = 仕事自体はまだ終わらない」というニュアンス。
“call it a day” は「今日の作業はすべて終わり = 今日はここまで」というニュアンス。