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【野球用語】「三振をとる」は英語で?よく使われる表現3つ

気になる人

野球の「三振」は英語でなんて言うの?

野球の本場、アメリカのメジャーリーグでは大谷選手をはじめ、多くの日本人が海を渡って活躍しています。

今回は、野球でよく使われる「三振をとる・三振をとられる」の英語表現を紹介します。

「いや、そんなの知ってるよ」

こんな風に思うかもしれませんが、よく知られている表現の他にも「三振」の英語表現はあるんです。

野球好きな人はもちろんのこと、ここ最近メジャーリーグを見るようになった方も、ぜひ知っておきましょう!

もくじ

「三振をとる」の strike out

まず、「三振をとる」の定番表現が、

strike out

日本語でも聞くことのある「ストライクアウト」ですね。 間にスペースがない “stikeout” は名詞で「三振」の意味になりますが、 “strike out” は動詞です。

この “strike out”「三振をとる(奪う)」の他に、「三振をとられる(奪われる)」という受け身の形でも使われます。

Taka

「三振をとられる」だから “be struck out” という表現もできますが、実際にはあまり使われていません。

では、「三振をとる」と「三振をとられる」って逆の意味なのに、どうやって見分ければいいのか。こればかりは文脈で判断するしかありません。

ただ、「三振をとられる・三振する」ときの状態によって、表現が追加されることもあります。

「三振」の状態による表現の違い(一例)
  • strike out swinging:空振り三振をする
  • call out on strikes:見逃し三振をする

これらの表現が文中にある場合、「三振をとられた」と解釈することができます。

“K” で表す「三振」もある

よく、野球のスタンドで “K” の文字を掲げている人を見かけますが、これは「三振」を意味する用語です。

“strikeout” なので “S” じゃないの?という疑問が湧いてきますが、 “K” となったのには野球が広まり出した19世紀に関係するそうです。

当時、野球記者が試合中にスコアをつけるとき、分かりやすく様々な野球用語の省略語を使うようになり、すでに “S” には「犠牲フライ(sacrifice fly)」が充てられていました。

そのため、三振には “strike” の過去形である “struck” の一番最後の文字 “K” が採用されたそうです。

Taka

過去形なのは、打者が「三振をした」後にスコアをつけるからなんだとか。

Ohtani struck out 10 in seven innings.
大谷は7回を投げて10個の三振を奪った。

Ichiro struck out swinging three times. That’s so rare!
イチローは3回も空振り三振に倒れた。とても珍しい!

A: How’s Otani today?
A: 大谷は今日どう?


B: He struck out two times, but he hit a double after that.
B: 2回三振したけど、その後二塁打を打ったよ。

「三振をとる」の fan

他にも、「三振する」の表現として使われるのが、

fan

意外かもしれませんが、 “fan”「三振をとる」の意味があります。

“fan” は日本語でも「〇〇のファン」のように使われていて、「〇〇の熱狂的な支持者」といった意味があります。

さらに、 “fan” は以下のような意味もあります。

“fan” のその他の意味
  • うちわ、扇
  • 扇風機、送風機
  • 扇状のもの

“fan” がなぜ「三振をとる」の意味になるのか、調べてみましたが理由がわかりませんでした。

Taka

「三振をとる」ことで “fan” が喜ぶから?それとも “fan” (扇)で払うかように「三振をとる」からなのか・・・?

Ryan fanned the first batter he faced in the big leagues.
ライアンは、大リーグで対戦した最初の打者を三振にとった。

He “as advertised” fans 4K’s in big league debut.
彼は「前評判どおり」のメジャーデビューのマウンドで4つの三振を奪った。

「三振をとる」の whiff

さらに、「三振する」の表現で

whiff

読み方は『ウィフ』です。

さきほどの “strike out” や “fan” に比べると、使われる頻度はやや低め。

どちらかというと、データなどの表記で “whiff rate” “whiff percentage” 「三振率」のように使われることの方が多いです。

Martinez whiffed Matsui again on a curve.
マルティネスは松井をカーブでまた三振に打ち取った。

In total, hitters have swung 23 times at Ohtani’s splitter so far. They’ve whiffed on 17 of those swings.
これまで対戦した打者は大谷のスプリットを23回振っています。そのうち17回は空振り三振しています。

go down on strikes という表現もあるが・・・

「三振をとる」の英語フレーズに、“go down on strikes” があり、「三振をとる」または「三振をとられる」の意味になります。

ですが、いろいろと調べてみたところ、実際にはあまり使われていない表現のようです。

なので、これまでに紹介した3つの「三振」に関する表現を覚えておきましょう。

「三振をとる」の英語表現 まとめ

  • strike out

“strike out”「三振をとる」の他に、「三振をとられる」という受け身の形でも使われる。

「三振」の状態による表現の違い(一例)
  • strike out swinging:空振り三振をする
  • call out on strikes:見逃し三振をする
  • fan

“fan” は日本語でも「〇〇のファン」のように使われ、「〇〇の熱狂的な支持者」といった意味があるが、「三振をとる」の意味もある。

  • whiff

どちらかというと、データなどの表記で “whiff rate” “whiff percentage” 「三振率」のように使われることの方が多め。

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