「栗」って英語で「マロン(marron)」でしょ?
秋の味覚の代表格といえば「栗」。
ホクホクの食感と優しい甘さは、焼き栗、栗ご飯、モンブラン…と、様々な形で私たちを楽しませてくれますよね。
ところで、この「栗」、英語でなんて言うか知っていますか?
えっ、「マロン」じゃないの…?
そう思ったあなた! 実は、ちょっと違うんです。
「栗」はマロンじゃない!?意外な落とし穴
日本では「栗 = マロン」というイメージが強く、
- マロンタルト
- マロンケーキ
- マロングラッセ
といった栗に関連するデザートも広く知られています。
ですが、実は「マロン(marron)」はフランス語で「栗」を意味する言葉が由来。
もともとは、特定の種類の「栗(ヨーロッパグリ)」を指します。
私たちのイメージする「栗」と少し違いますよね。
ちなみに、「マロングラッセ」は、ヨーロッパグリを砂糖漬けにしたフランスの伝統菓子。
日本でも高級菓子として人気があり、「マロン = 栗」というイメージに繋がっているのかもしれません。
「栗」は英語でなんて言う?
私たちがよく目にする「栗」に相当する英語フレーズは、
chestnut
“chestnut” の発音
“chestnut” はギリシャ語の「castana(栗)」に由来するラテン語の「Castanea」が語源。
この「Castanea」が転じて「chest」となり、その実(nut)で “chestnut” と呼ばれるようになりました。
栗を砂糖漬けしたデザート「マロングラッセ」は、英語で “candied chestnuts” 。
“candied” は “candy” の派生語で「砂糖で覆われた」といった意味なので、イメージが一致すると思います。
ちなみに、”marron” は英語で “sweet chestnut” と呼ばれてますね。
英語の「栗(chestnut)」の使い方
では、「栗(chestnut)」の英語表現を例文で見ていきます。
I love the smell of roasted chestnuts.
焼き栗の香りが大好きです。
Be careful. The chestnut burs can prickle your fingers.
注意してね。栗のイガが指に刺さることがあります。
The horse is a beautiful chestnut color.
その馬は美しい栗色です。
A: What’s your favorite fall snack?
A: 秋に食べるもので君のお気に入りは何?
B: I love eating roasted chestnuts in the fall.
B: 秋に焼き栗を食べることが好きですね。
A: Have you tried the chestnut cream cake?
A: 栗のクリームケーキを試したことがありますか?
B: Not yet, but it sounds delicious!
B: まだですが、おいしそうですね!
A: Are chestnuts healthy to eat?
A: 栗は健康に良いの?
B: Yes, they are nutritious and full of fiber.
B: うん、栄養満点で食物繊維が豊富だよ。
A: I’m allergic to peanuts. Do you think I can eat chestnuts?
A: ピーナッツアレルギーなんだ。栗は食べられると思う?
B: Chestnuts are actually not true nuts, so you should be fine. But you should check with your doctor first.
B: 栗は本当のナッツではないから大丈夫なはず。でも、まずは医師に確認した方がいいよ。
「秋」に関係する英語表現はこちら↓
「栗」の英語表現 まとめ
chestnut
日本では「栗 = マロン(marron)」というイメージが強いが、「マロン」は特定の種類の「栗(ヨーロッパグリ)」を指す。
私たちがよく目にする「栗」は “chestnut”
ちなみに、”marron” は英語で “sweet chestnut”