“I think I have a RBF.” の “RBF” ってどういう意味??
“RBF” という単語をどこかで聞いたことはあるでしょうか・・・?
“I think I have a RBF.”
「私はきっと “RBF” を持っているんだと思う。」
文中ではこのように “RBF” は使われるのですが、これだけだと “RBF” が何を表しているかわかりませんよね。
実はこれ、 “Resting Bitch Face” の頭文字をとった表現なのですが、どんな意味になると思いますか?
“bitch” といっても「下品な女」「尻軽女」という意味で使われる日本語の「ビッチ」とは違いますよ〜。
ということで、今回は “RBF” の意味や使い方についてお届けします。
RBF(Resting Bitch Face) の意味は?
“RBF(Resting Bitch Face)” は、
- 真顔が怒っているように見える顔
- 普段から不機嫌そうに見える顔
こんな意味があります。
“RBF(Resting Bitch Face)“ の発音
冒頭でいったように、 “RBF” は “Resting Bitch Face” の略でしたね。
“bitch” はカタカナで書くと「ビッチ」ですが、日本語の「下品な女」「尻軽女」という意味で使われる「ビッチ」とは違い、 “bitch” には「性格の悪い女」「嫌な女」という意味があります。
“resting” は “rest” + “~ing” で「休んでいる」ですが、ここでは「特に何もしていない(平常時の)状態」を表しています。
つまり、“Resting Bitch Face” は「平常時(resting)に嫌な女(bitch)に見える顔(face)」ということになるんですね。
普通にしていて「怒っているの?」と誤解されてしまうような顔を、日本語で「キツイ顔」と言ったりしますよね。まさにあんな感じ。
英英辞典には、
an unkind, annoyed, or serious expression that someone has on their face when relaxed, without intending to:
Cambridge Dictionary
「リラックスしているときに、その人が意図せずに見せる不親切な・イライラした、または深刻な表情」とあります。
本人は意識していないのにネガティブな印象を持たれてしまうような顔、または表情をしている人に対して “RBF” が使われます。
イギリスでは “bitch” の形容詞 “bitchy” を使って、 “bitchy resting face” と言ったりもするそうです。
下記の動画では、フォトグラファーから声をかけられた若い女性が “I think I have a RBF.” と言ってます。
ちなみに、 “introvert” は「内向的な人」という意味で、1人の時間を好むような性格の持ち主を指します。 “shy” のニュアンスで使われることもあります。
RBF(Resting Bitch Face) の使い方
では、 “RBF(Resting Bitch Face)“ の使い方を例文で見ていきましょう。
I think I have a RBF.
私はきっと真顔が怒っているように見える顔をしているんだろう。
Having a RBF makes people think you’re always angry and unfriendly.
普段から不機嫌そうに見える顔をすると、いつも怒っていて愛想がないと思われる。
She’s just got a resting bitch face, she’s actually really sweet.
彼女はキツイ顔をしているけど、実際はとても優しいんだ。
A: Are you okay? You look pissed off.
A: 大丈夫?怒っているように見えるけど
B: Yeah, I’m good. This is just my RBF.
B: うん、大丈夫だよ。ただそういう見える顔だから。
その他の表現はいかがでしょうか?↓
I think I have a RBF の英語表現 まとめ
“RBF(Resting Bitch Face)” は、
- 真顔が怒っているように見える顔
- 普段から不機嫌そうに見える顔
つまり、“I think I have a RBF.” は「私はきっとキツイ顔をしているんだろう。」という意味。
イギリスでは “bitch” の形容詞 “bitchy” を使って “bitchy resting face” と言ったりもする。