「ぶっちゃけ」「ここだけの話」って英語でなんて言うの?
そんなお悩みに答えていきます。
「ぶっちゃけ」「ここだけの話」は、どちらかというと『何か言いにくいことを打ち明ける』といった意味があります。
打ち明ける→ぶちまける→ぶっちゃけ、と変化して生まれた言葉。
正直なことを言う
本当のことを言う
こんな意味やニュアンスが含まれています。
ということで、今回は「ぶっちゃけ」「ここだけの話」の英語表現を見ていきます。
to be honest / honestly / TBH
“to be honest” は「正直に言うと」という意味で、気まずいこと、若干言い出しにくいことを言うときに使う表現。
日本語の「ぶっちゃけ」や「ここだけの話」に近いイメージです。
“to be honest” の後には、どちらかと言うと悪い知らせなど、ネガティブな内容が続きます。
文頭、文末どちらに置いてもOK。
友達との間では、さらに砕けた言い方で “TBH” と表現することもあります。
また、“honestly” に置き換えも可能。 “honestly” は副詞なので、文頭・文末に限らず使えます。
To be honest, I don’t like him.
ここだけの話、彼のことは好きじゃない。
I didn’t want to work on weekends, to be honest.
正直言うと、週末に仕事はしたくなかった。
I honestly don’t know what I want to do in the future.
ぶっちゃけ将来何がしたいのかわからない。
To tell you the truth
“to tell you the truth” も先ほどの “to be honest” と同じように使えますが、文頭でのみ使えます。
“you” を省略して、 “to tell the truth” も同じ意味です。
To tell you the truth, I don’t like coffee so much.
ぶっちゃけ言うと、コーヒーはあまり好きじゃない。
To tell the truth, I can’t eat spicy food at all.
正直言うと、辛い料理は食べられない。
As a matter of fact
“As a matter of fact” は日常会話・ビジネス共に使える表現。
「実際には」「本当のところ」といった意味になります。
『何か言いにくいことを打ち明ける』だけではなく、すでに話したことについて追加、訂正・反論するときにも使えます。
I’m fluent in English. As a matter of fact, I can also speak Chinese and Spanish.
私は英語が流暢に話せます。本当のところ、中国語とスペイン語も話せます。
A: I assume that you haven’t told your boss to quit your job yet.
A: 私が思うにあなたは仕事をやめることを上司にまだ言っていないな。
B: As a matter of fact, I have already.
B: 実際のところ、もう話したよ。
As a matter of fact vs In fact
日本語で「実際には」という意味で “As a matter of fact” に似た表現に “In fact”があります。
“In fact” は話し手がそれまでに話した内容を強調する時に使う表現。2つの表現のニュアンスはすこし異なります。
「ぶっちゃけ」「ここだけの話」 まとめ
- to be honest
「正直に言うと」の意味で言い出しにくいことを言うときに使う。
「ぶっちゃけ」「ここだけの話」のイメージ。
“honestly” や “TBH” も同じように使える。
- to tell you the truth
“to be honest” と同じように使えるが、文頭のみ使用可。
- As a matter of fact
日常・ビジネス会話共に使える表現。「実際には」「本当のところ」といった意味。
すでに出た話について追加、訂正・反論する時にも使える。