「勤労感謝の日」って英語だとなんて言えばいいんだろう?
本日、11月23日は「勤労感謝の日」という国民の祝日ですね。
日本にはいろいろな祝日がありますが、中には「勤労感謝の日」のように日本特有の祝日などもあり、外国人と話をするときに祝日の名前が出てこなくて困った!という経験がある人もいるのではないでしょうか。
英語の名称がわからなさすぎて、なんとなく雰囲気で伝えちゃうこととかありますよね。
ということで今回は、「勤労感謝の日」の英語表現と合わせて、どのような祝日なのかについても触れていこうと思います。
「勤労感謝の日」ってどんな祝日?
そもそも「勤労感謝の日」ってどういう日なのでしょうか?
気にしたことなかったという人もいるかもしれませんが、「勤労感謝の日」には「仕事に対して敬意を払い、作ったものを国民みんなで喜び、感謝し合う」という意味が込められた日だと言われています。
ただ「働く人に感謝する日」ってわけではないんですね。
「勤労感謝の日」というと特に昔は父親が仕事、母親は専業主婦という家庭も多かったので、父親に感謝する日といった雰囲気がありましたが、実はもっと広い意味があったんですね。
「勤労感謝の日」は英語で?
「勤労感謝の日」は英語は、
Labor Thanksgiving Day
このように表現します。
前述したとおり、「勤労感謝の日」には労働を尊重し、収穫(生産)に対して国民が互いに感謝をするという2つのニュアンスがあるので、「労働」の “labor” と「感謝祭」の “thankgiving” を組み合わせて表現します。
では、「勤労感謝の日」の意味である “Labor Thanksgiving Day“ の使い方を例文で見ていきましょう。
Labor Thanksgiving Day is a Japanese holiday on November 23rd.
「勤労感謝の日」は日本の祝日で11月23日です。
A: What is Labor Thanksgiving Day?
A: 「勤労感謝の日」って何?
B: The holiday is for respecting labor, to celebrate production and citizens give each other thanks.
B: 労働を尊重し、生産を祝い、市民がお互いに感謝の気持ちを伝えるための祝日です。
Labor Thanksgiving Day is the modern name for an ancient harvest festival known as Niiname-sai.
勤労感謝の日は、古代の収穫祭である「新嘗祭(にいなめさい)」を現代風にしたものです。
アメリカには「労働者の日」と「感謝祭」はある
日本では「勤労感謝の日」がありますが、アメリカには「労働者の日」と「感謝祭」という2つの祝日があります。
アメリカの「労働者の日」は “Labor Day” と呼ばれていて、9月の第1月曜日と定められています。
一方、「感謝祭」は “Thanksgiving” (または七面鳥をたくさん食べることから “Turkey Day”)と呼ばれていて、11月の第4木曜日と定められています。
カナダでは “Thanksgiving” は毎年10月の第2月曜日に定められているため、アメリカと日程が異なります。
現代のアメリカの “Thanksgiving” は宗教的な意味合いはかなり弱く、たくさんの親族や友人が集まる大規模な食事会(パーティ)で、1年の中で大切なイベントの1つとされています。
この日は多くの職場だけでなく、スーパーやレストランなどのお店や公共サービスも休業してしまうほど。
また、感謝祭にアメリカンフットボールの試合をみんなで観戦するという家庭も多くあるみたいですよ。
「勤労感謝の日」の英語表現 まとめ
Labor Thanksgiving Day
「勤労感謝の日」は日本特有の祝日。
労働を尊重し、収穫(生産)に対して国民が互いに感謝をするという2つのニュアンスがある。「労働」の “labor” と「感謝祭」の “thankgiving” を組み合わせている。