“dibs!” っていう表現を見かけたんだけど、いまいち意味がよくわからないんだよなぁ。
“dibs” という表現は、ネイティブの間で使われるスラング表現。
海外ドラマや洋画で見かけることがあります。
“dibs” の単語の意味を調べるといくつかありますが、実際の会話では違う意味で使うことがほとんどです。
今回はネイティブが使う “dibs” の意味について見ていきます。
dibs の意味
“dibs” を辞書で調べると、以下のような日本語の意味が出てきます。
- 使用権・所有権
- 分け前
ただ、直接的にこの意味で使われることはほとんどありません。
“dibs” は、
- 私のもの
- 俺のもの
- 僕のもの
こんな意味があります。
“dibs!” の発音
特定のもの・場所に対して、それは自分に優先権がある!と主張したいときに、「私の!」「俺の!」「僕の!」といった意味やニュアンスで使う表現です。
例えば、友達同士の間で「それを私が先に使う権利」や「それを取る権利は僕にある」といった具合でを使われます。
なので、分け前や共有物に対して “Dibs!”と言えば、その人が最初に選ぶ権利があるという意味になります。
他の表現だと “It’s mine” がありますね。
もともとの “dibs” の意味である「使用権・所有権」などを主張して「私のもの!」と言ってる様子がイメージできるはず。
また、似たような表現に “Shotgun!” があります。
こちらのフレーズは、 “Dibs!” に比べると限定的な表現ですが、よく聞く表現です。
dibs の使い方
“dibs” は単体で “Dibs!” のように使うこともできますが、
call dibs on ~
“call dibs on~” または “dibs on~” というフレーズで使われることもあります。
“on” の後ろには 「対象となるもの・場所」などが入ります。
では、 “dibs” の使い方を例文で見ていきましょう。
I call dibs on this candy!
このキャンディは僕のだ!
I called dibs on the front seat.
助手席は私のものだ。
Do you have dibs on that spot?
その場所を先に取ったの?
A: Who wants the window seat?
A: 誰が窓際の席に座りたい?
B: Dibs!
B: 私!
A: Alright, you got it.
A: 分かった、どうぞ。
A: Did you call dibs on the couch?
A: ソファーを取ったの?
B: Yeah, I did. Sorry!
B: うん、取ったよ。ごめんね!
A: I called dibs on the last slice of pizza.
A: 最後のピザの一切れは私がもらうって言ったのに。
B: Too late! I already ate it.
B: 遅かったね!もう食べちゃったよ。
A: No way!
A: 嘘だろ!
dibs の英語表現 まとめ
- 私の!
- 俺の!
- 僕の!
特定のもの・場所に対して、それは自分に優先権がある!と主張したいときに、「私の!」「俺の!」「僕の!」といった意味やニュアンスで使う表現。
“Dibs!” 単体で使うこともあるが、
call dibs on ~
“call dibs on~” または “dibs on~” というフレーズで使われることもある。
“on” の後ろは、 対象となる人・もの。