「マッチングアプリ」って英語じゃないの!?
そんな疑問に答えていきます。
「マッチングアプリ」といえば、スマホのアプリを使って出会いを求める異性や同性を結びつけるアプリのこと。
この「マッチングアプリ」はカタカナだから英語なのかな?と思ってしまいがちですが、実はネイティブが使う自然な表現ではありません。
「マッチングアプリ」は英語だと不自然な言い方なんです。
では、英語でなんと言えば自然な表現になるのか。
と、いうことで今回は、「マッチングアプリ」の英語表現を紹介します。
dating app
「マッチングアプリ」は英語で、“dating app” と言うのが自然な表現です。“dating” は「付き合う」という意味があります。
日本語でよく使われる「デート」はイベントの意味として使われることがほとんどですが、英語は、同じようにイベントの意味の「デート」として使うこともありますが、「付き合う」という意味でも使われます。
app は application の略で「アプリ」を指します。読み方は『アップ』なので、英会話で「アプリ」は通じないので気をつけましょう。
ちなみに「マッチングアプリ」を英語表記にしてみると “matching app” ですが、 “matching” は「調和する」「おそろい」といった意味。
日本語の「マッチングアプリ」の意味とニュアンスが異なってしまうため、不自然に聞こえてしまいます。
I started using a dating app to meet new people.
新しい人と出会うためにマッチングアプリを始めた。
I got married to a girl who I met through a dating app.
マッチングアプリを通して出会った女性と結婚した。
dating app その他の表現
他にも、“relationship app” という表現があるようですが、これは、好き合っているもの同士がうまく関係が続けられるように「様々なテクニックや知識などが詰まったアプリ」を指すことの方が多いようです。
そのため、日本語の「マッチングアプリ」とは違ったニュアンスになります。
また、 “hookup app” という言い方もあるようですが、こちらもニュアンスが違います。
“hook up” は「連結」「結合」という意味があり、スラングで性行為を指します。なので、一夜限りの「遊び相手」を探す、という尻軽なイメージが強くなります。
仮にそういった目的で使っている人がいるとしても、あまりにもストレートな表現すぎるので、実際の英会話では dating app を使われるのが一般的になっています。
「マッチングアプリ」は和製英語 まとめ
- dating app
日本語の「マッチングアプリ」に一番近いニュアンスの英語表現。
ただし、”matching app” はニュアンスが異なってしまい不自然な表現になるので、実際の英会話では使われない。